香を嗅ぎ分ける「聞香(ぶんこう)」に使われたのは?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きのう、4月18日は「お香の日」でした。
平安貴族によって、その香りを楽しむ文化が生まれたとされています。
彼らは部屋や衣装だけではなく、恋愛に欠かすことのできない手紙にも、香を焚きしめていたようです。
当時は、恋文の和歌や香でアピールしたようです。
その後、鎌倉から室町時代にかけて、香りで香木の種類を当て合う「聞香(ぶんこう)」という遊びも流行したようです。
その「聞香(ぶんこう)」ですが、当時「聞香」に使われたものは、次のどれでしょうか?
きょうの問題
香を嗅ぎ分ける「聞香(ぶんこう)」に使われたのは?
青 -目隠し
赤 -漬物
緑 -キミは高校生?
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -漬物
【本日の 緑 のボケは?】
「聞香に」ではなく「うん、高2」というボケでした
きょうの解説
【香を嗅ぎ分ける「聞香(ぶんこう)」に使われたのは?】
香水売り場にコーヒー豆を置いてる理由
お店によっては、香水売り場にコーヒー豆を置いてあるところがあると思います。
なぜだと思いますか。
なぜだと思いますか。
実は、私たちの嗅覚はとても疲れやすく、言い換えれば順応しやすいそうです。
同じ匂いを嗅ぎ続けると、数分でその匂いへの感度が下がってしまうのです。
本来、嗅覚は異変をいち早く察知するためにあって、異変を察知し、それが脳に伝われば、その匂いに対する感度が下がっても問題ないんです。
そして別の匂いを嗅ぐと、最初の匂いに対して感度が戻るそうです。
香水売り場のコーヒー豆も、香水に使われた嗅覚をリセットさせるためのものなのです。
香を嗅ぎ分ける「聞香(ぶんこう)」
そして、香を嗅ぎ分ける「聞香(ぶんこう)」でも、同じことが行われていたのです。
「漬物」を、今でも「香の物」というのは、もちろんその香りが強いからという理由がありますが、それだけではなく、「聞香」に使われたことに由来するという説もあるようです。
「漬物」を、今でも「香の物」というのは、もちろんその香りが強いからという理由がありますが、それだけではなく、「聞香」に使われたことに由来するという説もあるようです。
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