【SDGs】江戸時代「繁盛した商売」は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きょうもテレビ朝日の「未来をここからプロジェクト SDGs」の一環で「SDGs」についてです。
日本は現在「SDGs」の達成度で、2021年6月に発表されたランキングでは世界18位で、高いとは言い難いです。
SDGs達成度ランキング (2021年)
1位 フィンランド
2位 スウェーデン
3位 デンマーク
18位 日本
2位 スウェーデン
3位 デンマーク
18位 日本
しかも「SDGs」は国際社会全体の目標ですから、GDPの高い国ほど頑張って達成していく必要があります。
日本のGDPは世界第3位ですから、18位では「まだまだ」と言われても仕方ないです。
しかし、そもそも日本は江戸時代には最先端のエコ社会でした。
以前、割れた皿も焼継(やきつぎ)という技術で再利用していたというのを紹介しました。
そこで、次のうち、江戸で繁盛した商売はどれでしょうか?
きょうの問題
【SDGs】江戸時代「繁盛した商売」は?
青 -廃油の買取
赤 -家財のレンタル
緑 -リーダーだけ褒美
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -家財のレンタル
【本日の 緑 のボケは?】
「繁盛した商売」ではなく「班長しか賞ない」というボケでした
きょうの解説
【江戸時代「繁盛した商売」は?】
江戸時代の庶民の住まいは狭かった
江戸の庶民ともいえる町人は、長屋に住んでいました。
代表的なものは、6畳ひと間で、畳の部分が4畳半、残り1畳半が玄関兼台所といったものでした。
代表的なものは、6畳ひと間で、畳の部分が4畳半、残り1畳半が玄関兼台所といったものでした。
入り口を開けると、部屋全体が丸見えだったということで、とても狭かったのです。
江戸時代 モノを持たない生活
これだけ部屋が狭いと、人々はある工夫をしていました。
それは、なるべく物を持たないようにしていました。
人々は、畳や布団・冠婚葬祭の衣装、あるいは鍋とか釜とか、あらゆるものが基本的にレンタルで賄っていました。
今の言葉で言えば、「究極のミニマリスト」だったと言ってもいいです。
そして人々に重宝され繁盛した商売が「損料屋」という「家財道具のレンタル」だったのです。
モノは使うと価値が減っていきます、
その損を料金としていただくので「損料屋」と呼ばれたようです。
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