由来が「パンに関係」する言葉は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
昨日は、正岡子規が菓子パンが大好きだったということをご紹介しました。
子規は、日記「仰臥漫録」に菓子パンの絵も書いていたほどでした。
ところでも「ジャムパン」「クリームパン」「メロンパン」の中で、日本発祥のパンはどれでしょうか?
正解は、全部です。
正解は、全部です。
「ジャムパン」は、「あんぱん」と同じ木村屋さんが明治33年に作ったものです。
そして「クリームパン」は新宿中村屋さんが明治31年に生み出したものです。
創業者が「シュークリーム」の美味しさに感動して作ったんだそうです。
そして「クリームパン」は新宿中村屋さんが明治31年に生み出したものです。
創業者が「シュークリーム」の美味しさに感動して作ったんだそうです。
そして「メロンパン」もいくつか説があるのですが、日本生まれだと言われています。
今日は、由来にパンが関係する言葉はどれかという問題です。
きょうの問題
由来が「パンに関係」する言葉は?
青 -パンデミック
赤 -カンパニー
緑 -上野の双子見分ける
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きょうの答え
赤 -カンパニー
【本日の 緑 のボケは?】
「パンが関係」ではなく「パンダ鑑定」というボケでした
きょうの解説
【由来が「パンが関係」しているのは?】
「パン」はポルトガル語由来
「パン」は、なんと今から6000年~8000年も前の古代メソポタミアには、既にパンの原型があったと言われています。
「パン」という言葉は、ポルトガル語由来です。
日本には、鉄砲伝来の頃に伝わったとされています。
日本には、鉄砲伝来の頃に伝わったとされています。
ポルトガル語で「パン」は、” Pão”(パオン)というようですが、これはラテン語の"panis(パーニス)"に由来する言葉です。
「カンパニー」ラテン語が語源
そして、「カンパニー」も語源は、ラテン語の"compania(コンパーニア)"です。
"com"は"一緒に"という意味です。
"pania"は、「パン」を表す"panis(パーニス)"が変化した言葉だそうです。
そして"compania(コンパーニア)"は、"一緒にパンを食べるグループ"というという意味で、13世紀半ばに英語に取り入れられたんだそうです。
日本語にも「同じ釜の飯を食う」という似た意味の言葉がありますよね。
「カンパニー」は本来、"家族や仲間と一緒にやる仕事"というようなニュアンスの言葉だったのです。
「カンパニー」は本来、"家族や仲間と一緒にやる仕事"というようなニュアンスの言葉だったのです。
一方「パンデミック」の「パン」はギリシャ語に由来して、"全ての"という意味ということで、食べ物の「パン」とは関係ないです。
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