段ボール、「ボール」の由来は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きょうは3月28日、年度末で引っ越しの多い時期です、
林修先生から「どこか住んでみたい街はありますか」と聞かれた森千晴アナウンサー。
部屋から海が一望できるようなお家に住んでみたいということで、葉山(神奈川)だそうです。
ちなみに、林修先生は若い頃住んでよかったと思うのは文京区だそうです。
根津、千駄木、本郷とか、空気に何か募った文化があって楽しいんだそうです。
引越しシーズンを迎え、そんな引っ越しに欠かすことができないのが段ボールです。
この段ボールという名前、「段」も謎ですけど、なぜ「ボール」と言うのでしょうか?
今日は段ボールの「ボール」の由来は何かという問題です。
今日は段ボールの「ボール」の由来は何かという問題です。
きょうの問題
段ボール、「ボール」の由来は?
青 -ボール状に包む
赤 -ボード
緑 -稲作を引退
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -ボード
【本日の 緑 のボケは?】
「段ボール」ではなく「田んぼ売る」というボケでした
きょうの解説
【段ボール、「ボール」の由来は? 】
「段ボール」の始まりとは
「段ボール」の原型は、19世紀半ばのイギリスの貴族の服の襟の部分がヒントになったといわれています。
貴族などの服の襟元をヒントに、波状に折った厚紙をシルクハットの内側に使ったのが「段ボール」の始まりだといわれています。
その後、電球などを包む紙としても使われた「段ボール」の原型。
それに、強度を加えたのが「段ボール」の父と呼ばれる井上貞治郎さんです。「段ボール」という名前も彼が付けました。
それに、強度を加えたのが「段ボール」の父と呼ばれる井上貞治郎さんです。「段ボール」という名前も彼が付けました。
「段ボール」はなぜ「ボール」?
「段ボール」と呼ぶようになったのは、断面を見るとわかりますが、段々のついたボール紙だから「段ボール」と名付けたそうです。
では、なぜボール紙なんでしょうか?
英語では、こういう段々のついたボール紙のことを「paperboard(ペーパーボード)」と言うそうです。
"板のような紙"という意味です。
実は、明治時代に初めて「ペーパーボード」を聞いた人が、「ボード」を「ボール」と聞き間違えたようです。
ですから、「ボール紙」は「板紙」というのですが、こちらの方が訳語としては正しいのです。
ですから、「ボール紙」は「板紙」というのですが、こちらの方が訳語としては正しいのです。
前回の出題
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