奈良~平安時代「猫が渡来した理由」有力説は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きのう、2月22日は「猫の日」でした。
皆さんは、SNSなどで猫の動画や、猫のブログなどを見ますか?
日本で最も古い「猫ブログ」と言っていいものは、なんと平安時代のものです。
平安時代前半の宇多天皇(867-931)による日記が、記録に残る最古の「猫の飼育日記」だとされています。
平安時代前半の宇多天皇(867-931)による日記が、記録に残る最古の「猫の飼育日記」だとされています。
-寛平御記(寛平元年)-
寝ている時にはまん丸で、足もしっぽも見えない |
このようにもうメロメロなんです。
実は当時、貴族の間では猫を飼うことが流行ってきたようで、その猫たちは「唐猫」といって、奈良~平安にかけて中国から伝わったものだとされています。
そこで今日は、それら「唐猫」が伝わった理由で、有力なものはどれでしょうかという問題です。
きょうの問題
奈良~平安時代「猫が渡来した理由」有力説は?
青 -経典を保護
赤 -毛皮の調達
緑 -酒が弱いのに混成酒に挑戦
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
青 -経典を保護
【本日の 緑 のボケは?】
「猫が渡来した理由」ではなく「下戸がトライしたリキュール」というボケでした
きょうの解説
【奈良~平安時代「猫が渡来した理由」は?】
中国から仏教が伝来
中国から日本へは様々なものが伝わってきました。
6世紀には仏教が伝来し、その後の日本文化に多大な影響を与えました。
ネズミが経典をかじるのを防ぐため
飛鳥、奈良、平安には、たくさんの経典が船で日本に運ばれてきましたが、ネズミによる被害がとても厄介でした。
そこで、船の中のネズミが経典をかじるの防ぐために、猫を乗せていたといいます。
そのときに、日本へ来た猫が貴族たちに飼われて広まったということのようです。
前回の出題
本日の出題
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