「古代のアイス」どんな目的のもの?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
今週のテーマは「アイスクリーム」です。
アイスクリームは、はっきりしたことわかっていないのですが、紀元前4世紀頃には、今のシャーベットのような、アイスクリームの原型にあたるものが存在したのではないかと言われています。
そのアイスを作るのに、自然にあった雪や氷を使ったようです。
旧約聖書にも、シャーベット状のアイスドリンクを示す表現があるとされて、これが文献による最古の記録だと言われています。
では、紀元前4世紀頃のヨーロッパにおいて、シャーベットのような「古代のアイス」は、一体どういった意味合いの食べ物だったのでしょうか?
きょうの問題
「古代のアイス」どんな目的のもの?
青 -神への供え物
赤 -健康食品
緑 -草野球1人足りない
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -健康食品
【本日の 緑 のボケは?】
「古代のアイス」ではなく「来ないの?あいつ」というボケでした
きょうの解説
【「古代のアイス」どんな目的のもの?】
「古代のアイス」の歴史
「古代のアイス」は、中国ではなんと紀元前2000年ころに、家畜の乳などを雪で冷やしたアイスミルクのようなものがあったとの説もあるぐらいです。
どうやら大昔から、人々は冷たいものを口にしていたようです。
ヨーロッパでは、紀元前1世紀、古代ローマのあの有名なカエサルも、山から氷や雪を運ばせ、ミルクや蜜、ワインなどに混ぜて飲んでいたと伝えられています。
運ぶの大変だったでしょうね。
でも、そんなことができたのは、やはり権力者の特権といっていいでしょうね。
でも、そんなことができたのは、やはり権力者の特権といっていいでしょうね。
「古代のアイス」は健康食品だった
そしてそれよりも前、紀元前4世紀の大帝国マケドニアの権力者といえば、東方遠征で有名なアレクサンドロス。
英語名だと、アレキサンダー大王です。
彼も、山の氷や雪に果汁や蜜をかけたものを食べたと伝えられています。
そして、それを兵士たちにも分け与えたと言われているんです。
そして、それを兵士たちにも分け与えたと言われているんです。
それは、兵士たちが疲れてるときに、冷たいものでねぎらい元気づけるためでした。
というわけで、当時は一種の健康食品の役も果たしていたのです。
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