植物の「萩」名前の由来は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
今週は、秋や10月についてお話しています。
秋を代表する花といえば何を思い浮かべますか?
今でこそ様々な花がありますが、かつて日本で秋を代表する花は「萩」だったのです。
くさかんむりに秋と書くぐらいですからね。
実際、万葉集を見てみると様々な花の歌が出てくるのですが、当時大人気だった「梅」が119首、「桜」は意外と少なくて42首。
それに対して、「萩」の歌は141首ですから、いかに人気だったかがわかりますよね。
というわけで、きょうはその「萩」の名前の由来はという問題です。
きょうの問題
植物の「萩」名前の由来は?
青 -古い株から芽を出す
赤 -早く伸びる
緑 -ソースはたっぷりが旨い
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
青 -古い株から芽を出す
【本日の 緑 のボケは?】
「萩の由来」ではなく「アジのフライ」というボケでした
きょうの解説
【植物の「萩」名前の由来は?】
「萩」は、秋の七草の1つです。
秋の七草
萩、尾花(すすき)、葛、撫子、女郎花(おみなえし)、藤袴、桔梗
この秋の七草に入っていることからも、「萩」は秋を代表する花だとわかりますよね。
「萩」は、元々日本に自生していて、秋に開花して、冬には枯れてしまうんだそうです。
冬は葉は落ちてしまうのですが、茎は木質化といって、硬くはなるんですけれども、実は根の部分は生きているんだそうです。
その木質化した木を切ると、春に古い株から新しい芽が出るということで、非常に生命力の強い植物なのです。
「萩」の名前の由来は、いくつかあるのですが、古い株から芽を出す、芽が生えるということから「生芽」と書いて、「はえき」と読んでいて、そしてこれが「はぎ」に転じたという説が有力です。
そして「萩」という漢字は、秋を代表するということで、日本で作られたものだそうです。
ということで、正解は「古い株から芽を出す」でした。
前回の出題
本日の出題
「お天気検定」 □ コスモスの葉は、どんな形? |
「みんなのエンタメ検定」 □ なにわ男子 道枝駿佑 最近「キュン」とした相手は? |
今月のプレゼントと応募方法