日本初のファッションショーの内容は?
ことば検定プラス 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定プラス」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定プラス」
きょう9月21日は「ファッションショーの日」です。
昭和2年のこの日、日本橋三越で日本初のファッションショーが行われました。
そもそもファッションショーは、19世紀半ばのパリが起源だとされています。
オーダーメイドの高級服、いわゆるオートクチュールの父と呼ばれるデザイナー、イギリス出身のフレデリック・ウォルトという人が始まりなんだそうです。
それまでは、顧客の注文に応じた服を作るのが常識でしたが、ウォルトは自らの店に客たちを招き、新作をモデルに着せて、パレードのように見せたと言われているんです。
それまでは、顧客の注文に応じた服を作るのが常識でしたが、ウォルトは自らの店に客たちを招き、新作をモデルに着せて、パレードのように見せたと言われているんです。
そうしたショーの形式がパリで流行し、日本でも行われたのです。
そこで今日は、今とはだいぶ違う、日本初のファッションショーの内容についての問題です。
きょうの問題
日本初のファッションショーの内容は?
青 -日本舞踊を披露
赤 -モデルが座ったまま
緑 -お客がほんの少し
「ことば検定プラス」の解答を速報しています |
きょうの答え
青 -日本舞踊を披露
【本日の 緑 のボケは?】
「ファッションショー」ではなく「ファンしょうしょう(少々)」というボケでした
きょうの解説
【日本初のファッションショーの内容は?】
日本初ファッションショーの内容とは
日本初のファッションショーは、昭和2年9月21~23日と3日間に渡って行われ、連日満員大盛況だったそうです。
ショーは、日本橋三越本館6階三越ホールのこけら落としイベントの一つとして行われました。
そして、当時はまだ専門のファッションモデルはいなくて、ショーに出演したのは水谷八重子さんなど3人の舞台女優でした。
ショーの内容「日本舞踊を披露」
どんなショーだったのか、当時のパンフレットを見てみると、水谷八重子さんが正面と後ろ姿、そして、あとのお2人で合計3人の女優さんが写っています。
そして、このパンフレット真ん中の写真には、彼女たちが踊っているのが載っています。
これを見てわかるように、日本初のファッションショーの内容とは。「日本舞踊を披露した」でした。
彼女たちの着物は、一般公募の図案から選ばれたもので、3点しか紹介されないファッションショーだったようですが、斬新な試みとして話題を呼んだそうです。
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