【BOOK文芸書ランキング】64万部突破!来年映画化も決定「変な家」雨穴

2023年7月15日 5分11秒

BOOK文芸書ランキング TOP10
-2023年6月11日～17日-

毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。

今回は、ジュンク堂池袋本店による【文芸書ランキング】として発表されたものです。

「そっちにいかないで」
戸田真琴

太田出版

文筆家、映画監督などさまざまな分野で活躍する戸田真琴さん初の私小説。

「犬々ワーダーランド①」
まんきつ

扶桑社

漫画家のまんきつさんが、愛犬たちとの日々を描いたコミックエッセイ。
登場するのは、かつて保護犬だった雑種のポテトと、ペットショップにいた黒柴の銀。

雑種のポテトはとても慎重で臆病なのに対し、黒柴の銀は大胆で怖いもの知らず。
正反対の性格の二匹と、ちょっと大変だけどとても楽しい日々が書かれています。

そこには、「やっぱりどこで買うかより、最後までどう飼うかが大切」だという思いが込められています。

「レーエンデ国物語」
多崎礼

講談社

ザ・王道ファンタジー小説。
早くもプロモーションビデオが制作され話題に。

物語の主人公貴族の娘ユリアは、最強の騎士である父ヘクトルと共に冒険の旅に出る。
向かったのは、呪われた地レーエンデ。
泡虫が空を舞う不思議な場所。

そこでユリアは寡黙な青年トリスタンと出会う。
すると2人は次第に認め合い、心を開いていく。

レーエンデを訪れたことで、ユリアの人生が動き出し、やがて大きな争乱に巻き込まれていくのだった。

「親切人間論」
水野しず

講談社

イラストレーターでPOP思想家を名乗る水野しずさんの一冊。
本作は、「ダイエット」や「片付け」「マウント」など身近な問題をテーマに、誰とも違う視点でハッとする答えを提示。

まさに令和の哲学書とも言える一冊です。

「変な家」
雨穴

飛鳥新社

64万部を突破、来年映画化も決定。
違和感のある間取りの謎に迫る不動産ミステリー。

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第6位以下のランキングは以下の通りでした。