
改修費膨らむホワイトハウス
何が変わる?
【けさ知っておきたいNEWS】
グッド!モーニング「けさ知っておきたいNEWS」のコーナーで解説されたNEWS内容をご紹介しています。
この解説のあと「けさ知っておきたいNEWS検定」が出題されます。
アメリカのホワイトハウスで、大規模な改修計画が進められています。
トランプ大統領が強くこだわっているとされるこの計画には、新たな大宴会場の建設も含まれています。
当初、この宴会場の建設費は約320億円と見込まれていましたが、すでに費用は倍以上に膨らんでいるとの報道もあります。
さらに、改修費用は民間からの寄付だけでなく、大半が税金で賄われるとされています。
物価高に苦しむ国民が多い中で、なぜ今ホワイトハウスを大きく改修する必要があるのか、議論を呼んでいます。
ホワイトハウス
3つの建物で構成されている
ホワイトハウスは、首都ワシントンにあるアメリカ大統領の公邸兼執務施設です。
一般的に「ホワイトハウス」と呼ばれていますが、実際には西棟、本館、東棟の3つの建物を総称したものです。
部屋数は100以上あり、非常に大きな施設です。
まず西棟は、大統領や政権幹部が主に仕事をする官邸のような場所です。
ここには有名な「オーバルオフィス」があります。楕円形の執務室で、法案への署名や首脳会談などが行われる、アメリカ政治を象徴する場所です。
また、西棟には記者会見室もあります。
報道官が会見を行う映像で、よく目にする場所です。
各国首脳を迎える玄関もあり、日本の石破前総理やウクライナのゼレンスキー大統領なども、ここで出迎えられました。
本館は大統領家族の住まい
ホワイトハウスの本館は、大統領家族が暮らす住まいでもあります。
高市総理が先日、トランプ大統領に出迎えられたのもこの本館です。
来賓を迎える応接室もあり、外交の舞台としても使われています。
本館には、一般の住宅では考えられないような施設もあります。
屋外プールや、パッティング練習用のゴルフグリーンも整備されています。
過去には、オバマ大統領とバイデン副大統領がゴルフを楽しむ映像もありました。
ホワイトハウスは単なる住まいではなく、大統領の生活、外交、政治判断が一体となった特別な空間です。
解体された東棟に新たな大宴会場
東棟には、ファーストレディーの執務室や小規模な映画館、防空壕などがありました。
しかし、この東棟は去年解体されています。
今後は、その場所に新たな建物を建設する計画です。
地下には防空壕など安全保障関連の施設を設け、地上にはサッカーコートを超える広さの大宴会場を作る予定です。
完成予想図では、現在のホワイトハウスから大きく広がる形になっています。
トランプ政権は、より多くのゲストを収容できる大規模なイベントスペースが必要だと説明しています。
国際会議や式典、外交イベントなどを安全に開くためには、広く警備のしやすい空間が必要だという考えです。
暗殺未遂を受けた安全対策の意味も
アメリカ政治の専門家は、トランプ大統領がこれまで複数回、暗殺未遂事件に遭遇していることを踏まえると、セキュリティの高いイベントスペースを作りたいという要望には一定の理解が得られる可能性があると指摘しています。
大統領や各国要人が集まる場所では、安全確保が最優先されます。
ホワイトハウスの敷地内に大規模な宴会場を整備すれば、外部施設を使うより警備を一元化しやすいという利点も考えられます。
一方で、ホワイトハウスは大統領の個人所有物ではありません。
あくまで任期中に使う公的な施設であり、国民の税金が使われる場所です。
そのため、大統領の好みに合わせた派手で大規模な改修に対しては、批判も出やすい状況です。
きょうのNEWS解説まとめ
ホワイトハウスは、西棟、本館、東棟からなるアメリカ政治の中心であり、大統領の仕事場、住まい、外交の舞台でもあります。
今回の改修計画では、解体された東棟の跡地に、巨大な大宴会場や安全保障施設を整備する予定です。
トランプ政権は、大規模イベントを安全に開催するために必要だと説明しています。
しかし、建設費は当初見込みから大きく膨らみ、大半が税金で賄われるとされています。
物価高に苦しむ国民が多い中で、ホワイトハウスの大規模改修がどこまで理解を得られるのか。
安全対策と公費の使い方、そのバランスが今後も問われることになりそうです。
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