アメリカ産牛肉が高騰 "ミートショック"長期化も【けさ知っておきたいNEWS】
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アメリカ産牛肉が高騰 "ミートショック"長期化も
【けさ知っておきたいNEWS】

 

グッド!モーニング「けさ知っておきたいNEWS」のコーナーで解説されたNEWS内容をご紹介しています。
この解説のあと「けさ知っておきたいNEWS検定」が出題されます。

 

 

今日の「けさ知っておきたいNEWS」
アメリカ産牛肉が高騰 "ミートショック"長期化も

 

アメリカ産牛肉の価格高騰が、日本の外食や家庭の食卓にも影響を広げています。
すかいらーくグループの「ステーキガスト」では、毎月29日の「肉の日」に実施していたステーキ食べ放題を5月29日を最後に終了しました。
理由として挙げられているのが、牛肉をはじめとする食材原価の高騰です。

日本で消費される牛肉のおよそ6割は輸入品で、その中でもトップはオーストラリアの48%、次いでアメリカ産牛肉は35%で大きな割合を占めています。
現在、そのアメリカ産牛肉の卸売価格が、去年4月と比べて3割以上も上がっており、今年に入ってからも高騰が続いています。
番組では、この「ミートショック」が長期化する可能性について解説されました。

 

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アメリカ産牛肉の価格が高騰している理由

アメリカ産牛肉の価格が上がっている理由として、円安の影響や中東情勢の不安定化などにより、輸送コストやエネルギー価格が影響を受けることで間接的に影響しています。

しかし、今回の牛肉高騰は、日本への輸入価格だけの問題ではありません。
アメリカ国内でも牛肉価格そのものが大きく上がっているのです。

その最大の背景にあるのが、アメリカ各地で続く深刻な干ばつです。
特に、肉牛の飼育頭数が全米1位のテキサス州では、4年前に大干ばつが発生しました。
当時は川底が干上がり、普段は見えない恐竜の足跡が発見されたというニュースもありました。
それほど水不足が深刻だったということです。

 

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干ばつが牛肉不足につながる仕組み

干ばつが起きると、牛のエサとなる牧草が育たなくなります。
牧草が不足すると、畜産農家は牛を十分に育てることが難しくなり、そのため牛の飼育頭数を減らさざるを得なくなります。

特に影響が大きいのが、メスの牛です。
本来であれば、メス牛は子牛を産むことで将来の牛の数を増やす役割を持っていますが、エサが足りない状況では、子牛を産ませて育てる余裕がありません。
そのため、種付けをせず、メス牛も出荷する判断をする農家が増えます。

その結果、将来生まれるはずだった子牛の数が減り、数年後の牛肉供給量が少なくなってしまいます。
現在、アメリカの牛の飼育頭数は75年ぶりの低水準になっているとされ、これが牛肉価格の高騰につながっています。

干ばつが起きてすぐに価格が上がるのではなく、数年の時間差を経て影響が出てくるのが牛肉価格の特徴です。
子牛がお腹にいる期間はおよそ10カ月で、生まれてから出荷されるまでにはさらに2年ほどかかります。
つまり、牛の数を増やそうとしても、すぐには牛肉の供給を増やせないのです。

 

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牛肉価格の高騰はいつまで続くのか

気になるのは、牛肉価格の高騰がいつまで続くのかという点です。
専門家は、少なくとも来年までは価格が下がりにくいと見ています。理由は、牛の数を増やすには時間がかかるためです。

たとえ今から畜産農家が牛を増やそうとしても、子牛が生まれ、成長して出荷できるようになるまでには約3年かかります。
さらに、農家にとっては「また大干ばつが起きるのではないか」という不安もあります。
せっかく牛を増やしても、再びエサ不足になれば大きな損失になるため、簡単に飼育頭数を増やせない事情があります。

こうした中、トランプ大統領は牛肉価格を抑えるため、アルゼンチン産などの牛肉輸入拡大を進めているとされています。
ただ、国内の畜産農家からは反発も出ています。ア
メリカファーストを掲げる中で輸入拡大に動くほど、アメリカ国内の牛肉供給が逼迫しているともいえます。

 

アメリカ産で飼育される肉牛で最も多い品種は?
これが今日の「けさ知っておきたいNEWS検定」です

 

 

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