
「道に遺を拾わず」何を指す?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう4月25日は、1980年銀座で現金1億円が見つかり大ニュースになった日です。
東京銀座の道路脇で、トラック運転手の男性が風呂敷に包まれた現金1億円を発見しました。
その後 警察に届け出ましたが、落とし主は現れず、お金は拾った男性の手に渡りました。
男性が結局手にしたのは、税金などが差し引かれ約6600万円だったそうです。
日本では何か落としても、戻ってくるという話はよく聞きます。
古代中国が由来の「道に遺(い・おちもの)を拾わず」という言葉がありますが、今日はこの「道に遺を拾わず」とは何を指す言葉かという問題です。
「道に遺を拾わず」何を指す?
青 -理想的な政治
赤 -面倒を避ける
緑 -肉刻み銀実演で話題
「ことば検定」の解答を速報しています |
ことば検定 答え
青 -理想的な政治
<今日の緑のボケ> 「みちにいをひろわず」ではなく「ミンチ 2位を披露 バズ」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
春秋時代 鄭という小国に、こんな王がいました。
「鄭は国が小さく、楚と晋の大国に挟まれている。城の守りも十分ではなく、不意の事態に対応できない。」
これに子産という宰相が答えます。
「外からの力はずっと遠くに押しとめてあります。小国とはいえ危険はありません」
子産は名宰相とされ、あの孔子も高く評価していた人物です。
鄭の政治を子産が担うようになって5年経つと、「道に遺を拾わず」落とし物があっても拾う者がいなくなったとされています。
世の中が太平で人々が富み足りているから、落とし物を自分のものにするような者がいなくなったというのです。
前回の問題

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