「謝罪」の意味があるのは?【ことば検定スマート】
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「謝罪」の意味があるのは?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
*解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう11月25日は「先生ありがとうの日」だそうです。
25は語呂合わせで読むと「にっこり」となります。
年度途中の11月に先生と生徒がにっこり感謝を伝え合おうと制定されたそうです。

「ありがとう」は漢字で書くと「有り難う」です。
この漢字に表れているように、"あることが難しい"という意味の「ありがたい」が変化したのが「ありがとう」です。
元々は"めったにない"という意味で使っていました。

また同じ感謝の言葉でも、自分は利益を得る一方で、相手に不利益を与えてしまったようなときは、別の言葉「すみません」を使います。
「すみません」は「すまない」の丁寧語なので、感謝の他に謝罪や恐縮する気持ちが含まれています。
こんなふうに「感謝」と「謝罪」両方の意味で使われる言葉は他にもあります。
今日はそれはどれかという問題です

 

「謝罪」の意味があるのは?

   -多謝
   -拝謝
   -やったカニだ

 

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お気に入りにしていただけると嬉しいです

 

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ことば検定 答え

   -多謝

 

 

<今日の緑のボケ>
「しゃざい」ではなく「シャー ずわい」

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

手紙の最後に、差出人の名前に「拝」という字をつけることがあります。
相手に敬意を示してへりくだる、謙譲の意味です。

そして「拝謝」という時の「拝」もへりくだる意味で、これは謹んで礼を言うことを指す言葉です。
これには謝罪の意味が含まれていません。

一方、「多謝」という言葉は、太宰治が作品に使っています。
劇団のオーディションを受ける弟に、兄がいろいろとアドバイスをするのです。

ー自分の声をそのまま出して自然に言う事。
もっとおなかに力を入れてハッキリ言う事。
あまり、からだを動かさない事。
いちいち顎をひかない事。(中略)
「お前は、サシスセソがうまく言えないようだね。」

こんな風に細かいアドバイスをたくさんした後で、兄はこう付け加えます。
「妄言多謝だ。」
兄は専門家でもないので、言い過ぎだと謝ったのです。

「多謝」は、江戸時代から"厚くお礼を言うこと"の意味で使われていましたが、明治に入ると"深くお詫びをする"意味でも使われるようになりました。
「謝」の字には「感謝」と「謝罪」の2つの意味があります。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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