「弓」に由来が関係する言葉は? 【ことば検定スマート】
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「弓」に由来が関係する言葉は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう9月10日は、日付の合わせで「弓道の日」です。

昨日のことば検定スマートで、江戸時代に「大矢数」という、24時間で何本の矢を的に当てたかを競う競技があったと説明しました。その最高記録は、8133本という記録があるそうです。

今日は、「弓」に由来が関係する言葉はどれかという問題です。

 

「弓」に由来が関係する言葉は?

   -ダメ押し
   -満を持す
   -寝かしつけ

 

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ことば検定 答え

   -満を持す

 

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「呉越同舟」という言葉があります。
敵味方が同じ船に乗るということですが、さらに発展して、ライバル同士が協力し合うことを指す言葉としても使われたりします。
これは、中国で春秋時代に激しく争った呉と越という国の間にあったエピソードが由来です。

そして今日の「弓」に由来が関係する言葉も、実はこの二つの国の戦いを記した歴史書に出てきます。
あるとき呉を討つため、越の方は兵をおこします。
ただ、これに対して越の軍師が大反対したのです。
そんな状況で越は、勝つことはできませんでした。
呉の返り討ちにあって、逆に追い詰められてしまったのです。

すると、軍師は「満ちたるを持(たも)つ者は天と与(とも)にし」と言いました。
この「満ちたるを持(たも)つ」とは、弓をひきしぼって保つという意味があり、そういうものには天が味方してくれると軍師は言ったのです。

これを聞いた越の王は、いったん兵を引いて力を蓄えた上で改めて呉を攻めました。
そして、今度は呉を討ち破ることができました。
「満を持す」とは、このような"十分に準備をして機会を待つ"ことを指す言葉で、由来が「弓」に関係する言葉だったのです。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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