「ひらめき」本来の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
今日4月26日は「世界知的財産の日」です。
知的財産とは、特許や商標など創造的活動によって生み出される財産的価値があるものを指します。
例えば、形がなくてもアイデアのみで知的財産と呼びます。
昨年の国際特許出願件数のランキングで、企業別で世界4位だった日本の企業は三菱電機です。
なんと2152件も出願されたそうです。
ちなみに、10年連続で世界5位以内だそうです。
日本の特許庁に申請される出願数は1年間でおよそ30万件もあるそうです。
何かひらめいたら申請してみるのもいいかもしれないです。
そんなわけで、今日は「ひらめき」という言葉の本来の意味は何かという問題です。
「ひらめき」本来の意味は?
青 -光
赤 -扉
緑 -ふくらはぎの筋肉
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ことば検定 答え
青 -光
ことば検定 解説
きょうの解説
「ひらめき」は「ひらめく」という動詞が名詞化した形です。
「考えがひらめく」という使い方は、比較的新しく明治時代頃からです。
十分古いと思ったかもしれませんが、この言葉は1000年以上も前の平安時代から使われているので、明治時代だと新しいということになります。
そして、今日の答えの使い方は平安時代初期に成立した日本最古の物語「竹取物語」に出てきます。
かぐや姫から「龍の首の玉」を持って来てという無理難題を押し付けられた男が、船で海に探しに出たシーンに使われています。
「神は落ちかかるやうにひらめく」
"神が今にも落ちそうな様子でひらめいた"という意味ですが、この神は神様ではなく雷のことです。
"海の波が高く雷が光っていた"という意味で、このあと男は諦めるのです。
「ひらめく」は、瞬間的に光って消えるというのが元の意味で、雷のように鋭い光、閃光を「ひらめき」といっています。
前回の問題
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