【BOOK文芸書ランキング】本屋大賞2023ノミネート作品がランクイン
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BOOK文芸書ランキング TOP10
-2023年3
月6日~12日-

毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。

今回は ブックファースト アトレ吉祥寺店による【文芸書ランキング】として発表されたものです。

 

 

 

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BOOKランキング1~5位

1 「102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方」
石井哲代・中国新聞社
文藝春秋

広島で今も元気で畑仕事をしなが一人で暮らす102歳の石井哲代さんの日常を綴った一冊。
健康の一番の秘訣は、「よく食べ、よく寝て、よくしゃべる」こと。
ストレッチでしっかり体を伸ばしたり、時にはピアノを弾きながら大きな声で歌います。

若い頃からずっと
「さびない鍬でありたい」と思ってきたの。
何かしてないと人間もさびるでしょ。
体も頭も気持ちも、
使い続けているとさびないの。

健康に、そして自分らしく歳を重ねる生き方を教えてくれる一冊です。

 

 

 

2 「黄色い家」
川上未映子
中央公論新社

川上未映子さん3年半ぶりの最新長編。
川上さんは「乳と卵」で芥川賞を受賞。
さらに「ヘブン」が世界的な文学賞「ブッカー賞」にノミネートされるなど海外でも注目されています。

待望の最新作は、人はなぜ金に狂い、罪を犯すのかに迫るノワール小説。
社会からつまはじきにされ、まっとうに金を稼ぐすべを持たない少女たちが、やがてある犯罪に手を染めていく。
金に翻弄される彼女たちの行く末は?

 

3 「なんでもソーダ割り
井口 理
アサヒ新聞出版

King Gnuの井口 理さんの対談集。

 

 

 

4 「恋とそれとあと全部」
住野よる
文藝春秋

住野よるさんの恋愛青春小説。
今作で、カバーイラストを担当したのはAdoさんのミュージックビデオなども手掛けている人気クリエーター・ゴルさん。
物語の世界観を表現したイラスト動画はSNSで640万回再生を突破!
小説を彩るアートワークにも注目が集まっています。

 

 

 

5 「月の立つ林で」
青山美智子
ポプラ社

4月12日発表の「本屋大賞2023」にノミネート作品。

 

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BOOKランキング6~10位

 

 

 

第6位以下のランキングは以下の通りでした。

6 「言葉の海をさまよう」 乃木坂46 鈴木絢音 幻冬舎
7 「60代、かろやかに暮らす」 岸本葉子 中央公論新社
8 「ピアノマン-BLUE GIANT雪折の物語-」 南波永人 小学館
9 「あなたはここにいなくとも」 町田そのこ 新潮社
10 「85歳の一人暮らし ありあわせが楽しい工夫生活」 田村セツコ 興陽館

 

 

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今週の注目の一冊

 

「言葉の海をさまよう」乃木坂46 鈴木絢音

 

辞書がテーマの対談集。
乃木坂一の読書家であり、一日一度は辞書を開いて読むというほど、辞書への強い愛を持つ鈴木さん。
今作は、そんな鈴木さんが辞書作りの現場を訪問。
掲載する言葉の選び方や、印刷や販売のことまで、作り手の方たちに辞書制作の裏側を伺った一冊です。

その中で、驚きの事実も明らかに。
なんと乃木坂46の曲がきっかけで辞書に載った言葉が「インフルエンサー」。
「♪インフルエンサー」という曲が大ヒットしたことで、一気にこの言葉が世に浸透し、その結果 辞書に掲載されることが決まったんだそうです。

読めばきっと辞書を手に取りたくなる一冊です。

 

 

 

情報元

TBS「王様のブランチ」-2023年3月18日放送-
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