「初詣」が広まったきっかけは?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きょうは1月7日、地域によっても違いますが、関東では今日までが「松の内」というところが多いようです。「松の内」の「松」とは「門松」のことです。
「門松」は、お正月に歳神さまを迎えるための道しるべで、歳神さまはそこに宿る依り代であるとされています。
その「門松」を飾る正月の期間を「松の内」といいいます。
その「門松」を飾る正月の期間を「松の内」といいいます。
皆さんは、もう初詣には行かれましたか?
例えば、一昨年の川崎大師の人出は三が日でなんと300万人を超えたというからすごいです。
例えば、一昨年の川崎大師の人出は三が日でなんと300万人を超えたというからすごいです。
では、こうした「初詣」の習慣が広まるきっかけを作ったのは何でしょう?
きょうの問題
「初詣」が広まったきっかけは?
青 -呉服店
赤 -鉄道
緑 -かつらの前に
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -鉄道
【本日の 緑 のボケは?】
「はつもうで」ではなく「発毛で(はつもうで)」というボケでした
きょうの解説
【「初詣」が広まったきっかけは?】
「初詣」明治以降に生まれた言葉
「初詣」という言葉は、いつ頃からあると思いますか?
意外と新しくて、明治以降だとされています。
意外と新しくて、明治以降だとされています。
もちろん、その前からお寺や神社に参詣することはありました。
江戸時代は、恵方にあたるお寺や神社へ恵方参りで行ったようです。
当時は、原則歩きでしたから、お正月早々そんな遠くまで行くことは出来ませんでした。
新聞が「初詣」と名付けて広まった
ところが、明治時代にそれを劇的に変えたものがあります。
それは、明治になって国策で発展した乗り物・鉄道です。
明治5年に新橋~横浜間で開通、今の川崎駅、当時の川崎停車場も実はその年に開業していました。
そこで鉄道を利用した、遠くから参拝客が増えました。
川崎大師が、ぐっと近い存在になったのです。
さらに、明治の中頃に新聞が「初詣」と名付けたことにより、だんだんと「初詣」の習慣が広がったといわれています。
ということで、正解は「鉄道」でした。
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本日の出題
「お天気検定」 □ 次のうち、大根の保存方法として最も適切なものは? |
「みんなのエンタメ検定」 □ きょうはお休み |
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