沖縄大好きな人は多い
沖縄大好きな人は私を含めて、皆さんの周りにもとてもたくさんいると思います。
NHK朝の連続テレビ番組「ちゅらさん」を見て、沖縄を好きになった人も多いと思います。
なんとも言えないゆるっとしたストーリーに、沖縄の人たちの温かさが織り込まれていて、魅力を感じたものです。
沖縄の人たちにすれば、沖縄を多少誇張されていたように聞いていますが、私たちにすればテレビで見たあのゆるっとした風景が、実際の沖縄と相違なく見れていたのが本音です。
ところで、沖縄に訪れた時に、何に沖縄に来たなと感じますか?
空港に降り立った瞬間に感じる、あの暖かさ
どこからとも聞こえてくる三線の音色
耳をすませば聞こえてくるうちなーぐち
それぞれに情緒が感じられるもので、人それぞれでしょう。
うちなーぐちを全国に広めた「ちゅらさん」
その中でも、「うちなーぐち」を聞くことで、沖縄にやって来たと実感する人も少ないでしょう。
また、その言葉を聞くと、無性に沖縄に行きたいと感じる方も多いと思います。
NHK朝の連続テレビ番組「ちゅらさん」が放送期間中は、その「うちなーぐち」に毎日接することが出来ました。
その影響力は、計り知れないものがあったと思います。
登場人物の、あのしゃべりで「うちなーぐち」を知った人も少なくないでしょう。
そのドラマで展開されたうちなーぐちで象徴的だったのが、「○○さぁ」という語尾につける言葉。
それに、国仲涼子さん演じる恵理のお父さん役の堺正章さんの独特の沖縄訛りが相まって、私たちの中の「うちなーぐち」はこれだと思わせたものです。
ところが、沖縄の人からしてみれば、「○○さぁ」の「さぁ」ってそんなに使っていないと思っていたそうです。
そんな話を私が沖縄に行った際、タクシーの運転手さんがしてくれました。
その運転手さんの言葉、今でも覚えています。
「そんなにさぁさぁって言ってないさぁ」ってね。
でも、その運転手さん、しっかり「さぁ」って言ってるしと、笑ったものです。
結局のところ、「さぁ」に違和感を覚えたのではなく、堺正章さんの、あの誇張された沖縄訛りに、多少戸惑いと違和感を覚えていたんだそうです。
「ちゅらさん」が与えた影響力
「ちゅらさん」を通じて、私たちが毎日出会えた「うちなーぐち」。
その「ちゅらさん」の中の「うちなーぐち」。
実は沖縄の人たちにも大きな影響力を与えていたそうです。
最初は違和感を覚えていたのに、最後の方には、堺正章さんの誇張された沖縄訛りを「うちなーぐち」と認めていったそうです。
毎朝放送される「ちゅらさん」のテレビから聞こえてくる、出演者のセリフに慣れてきてしまったのは、どうやら、私たちだけではなかったようです。
この番組の方言を指導していたのは、ドラマの中に登場した居酒屋「ゆがふ」だったかな?
間違っていたらごめんなさいですが、この居酒屋の店長役で出演していた、藤木勇人さんでした。
元「りんけんバンド」のメンバーとして知っていましたが、彼の演技も「うちなーんちゅ」らしい人柄が伝わって好きでした。
実際は、そんなに「さぁさぁ」って言わないと思って見ていた、「うちなーんちゅ」の人たちも、ドラマの中で繰り広げられる行動や言葉に共感を覚えていったのかもしれません。
これは余談ですが、この居酒屋のお客さんとして、沖縄出身の人たちを出演させていたのを覚えています。
私は、「BEGIN」のファンですが、この3人も番組に出演していたのを覚えています。
もし、「BEGIN」ファンの方がいましたら、「ちゅらさん」をDVDなどで見返す場合に、注目して見てください。
うちなーぐちを覚えて使いたいためには
「さぁ」って言えば、「うちなーぐち」みたいには聞こえます。
でも一番は、あの訛りというか、イント―ネーションがあっての「うちなーぐち」です。
沖縄の人たちがいくら標準語をしゃべっていても、なんとも言えない訛りがあって、あの訛りこそが「うちなーぐち」って思わせてくれます。
あの訛り、沖縄好きな私にとっては、とても癒してくれるサウンドの1つです。
私にとっては、沖縄の魅力をより高くしてくれる「うちなーぐち」
なんとか覚えて使いたいと思ってますが、訛りを真似すればするほど、きっと沖縄の人たちからすれば、変な「うちなーぐち」になっているんでしょうね。
最後に、私が覚えた「うちなーぐち」で忘れられない言葉がこれです。
「うんじょーいっぺーちゅらかーぎー」
これ、最初に沖縄に行った時に、定期観光バスのバスガイドさんの案内で覚えた言葉です。
今日の夜ごはんのお店の女性店員さんに、この言葉を伝えたら、「もしかしたら一品サービスしてくれるかもしれませんよ」と教えてもらいました。
あれから、お店に行ってその言葉を使ったことがないので、まだそのサービスには出会えてませんが、「うちなーぐち」の魅力が大好きなのに変わりないです。
長々ととりとめなく書き綴りましたが、読んで頂いて「いっぺーにふぇーでーびる」