[米大統領選がわかる②] 選挙人が最も多い州は? 【ニュース検定】
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[米大統領選がわかる②]選挙人が最も多い州は?
「グッド!モーニング」 ニュース検定 -池上彰-

 

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池上彰 ニュース検定

 

ニュース検定 今日の問題

選挙人が最も多い州は?

 

【選択枝】
 カリフォルニア
 ニューヨーク
 フロリダ
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本日の解答

 カリフォルニア

 

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池上彰さんの解説

今日のキーワード
[米大統領選がわかる②]【選挙人】

トランプ氏とヒラリー氏との対決

4年前に多くの人の予想を覆して、トランプ大統領が誕生しました。

共和党の新人トランプ氏と民主党の上院議員ヒラリー氏との対決でした。

結果、トランプ氏が勝ちましたが、実は総得票数ではヒラリー氏がトランプ氏を280万票以上、上回っていました。

トランプ氏
6298万票
ヒラリー氏
6585万票

米大統領を決める選挙人制度とは

そんなに差があったのに、どうしてトランプは勝てたのか?
それは、日本では聞き慣れない"選挙人"という仕組みが、アメリカにはあるからです。
"選挙人"は、それぞれの州の人口に応じて割り振られています。

大統領選挙は得票数ではなく、選挙人を多く獲得した候補が勝利となります。
"選挙人"が一番多いのは、カリフォルニアの55人で、最も少ないのは、アラスカなどの3人です。
全米で538人いる"選挙人"の過半数にあたる270人を獲得した候補が勝ちますが、ほとんどの州で勝者総取り方式が採用されています。
相手より一票でも多く獲った候補が、州に割り当てられた"選挙人"を全て獲得できるのです。トランプ大統領は、ヒラリー氏に得票数では負けましたが、選挙人が多い州で勝利を重ね、選挙人獲得数では上回りました。
前回の大統領選挙では、激戦州での選挙人の数が勝敗を決めました。
中西部のミシガン州とウィスコンシン州、それに東部のペンシルベニア州などです。
これらの州で僅差ながらもトランプ氏が勝ったことで大統領になれたのです。

 

前回のニュース検定

 

 

 

 

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