
「中川嘉兵衛」氷事業で氷を採った場所は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
まだまだ暑い日が続きます。
江戸時代に「ひやつこい、ひやつこい」と言いながら売り歩いたのが、冷たい水を売った「冷や水売り」です。
冷や水と言っても井戸から汲んだもので、庶民が夏場に氷を手にすることができるようになるのは、もう少し後の明治時代になってからです。
ペリー来航で日本が開国すると、外国人が住むようになり、彼らは氷を外国から運んで来るようになりました。
それも、東海岸のボストンから船で運んだようです。
運ぶのに半年以上かかって、氷は少しずつ溶けてしまうというわけで、値段が非常に高くて庶民にはとても買えないものだったようです。
そこで、事業を起こそうと挑戦した人物が「中川嘉兵衛」です。
国内で初めて採氷し、事業化に成功しました。
そこで今日は、その「中川嘉兵衛」の氷事業で氷を採った場所はどこかという問題です。
「中川嘉兵衛」氷事業で氷を採った場所は?
青 -箱根・芦ノ湖
赤 -函館・五稜郭
緑 -小腹すかん?
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ことば検定 答え
赤 -函館・五稜郭
<今日の緑のボケ> 「なかがわかへえ」ではなく「なんか買わへん?」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
明治の起業家「中川嘉兵衛」は、氷の事業を始める前、ある食品を売っていました。
横浜にあったイギリスの公使館でコックの見習いとして働いた中川は、今後は西洋の食文化が普及するだろうと考え、牛肉と牛乳の販売店を始めたのです。
その肉も牛乳も衛生管理に必要なのが氷です。
氷の需要はこれからどんどん増えるはずだと、今度は氷事業を起こすことにしたのです。
ただ、その挑戦は失敗の連続でした。
最初は富士山の麓、次は長野の諏訪湖、栃木の日光、岩手、秋田、青森とどんどん北上していったのですが、氷の品質と輸送に問題があったようでことごとく失敗したようです。
最後に成功したのが、函館・五稜郭です。
五稜郭の周りをぐるっと囲んでいた外堀で氷を切り出し、函館氷として売りました。
ボストンの氷より安くて品質も良いということで、販売競争を制したそうです。
前回の問題

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