
「親展」の「親」の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょうは7月23日、毎月23日は日付の語呂合わせで「ふみの日」です。
文豪・夏目漱石が門下生に向けて書いた手紙をご紹介します。
「小生は人に手紙をかく事と 人から手紙をもらう事が大すきである」
夏目漱石は、友人や門下生だけでなく、見ず知らずの人からの手紙にも返事を書いていました。
例えば、自分の悩みを相談してきた見ず知らずの人まで、彼は丁寧な返事を書いているのです。
そんな手紙を入れる封筒に「親展」と書いてあることがあります。
この場合の「親」の字に意味するものは何でしょうか?
「親展」の「親」の意味は?
青 -保護者
赤 -みずから
緑 -三点リーダー
「ことば検定」の解答を速報しています |
ことば検定 答え
赤 -みずから
<今日の緑のボケ> 「しんてん」ではなく「し~ん、...(てん)」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「信書」「親書」はどちらも「しんしょ」と読み手紙のことですが、一般市民のやりとりする手紙は「信書」という字を使います。
「親書」は、例えば黒船のペリーがアメリカ大統領の使いでやって来た時に持ってきた手紙の時などに使います。
他にも、国の元首や天皇の手紙も、「親書」という字を使います。
元々、この「親書」は自ら書くことや自筆の手紙を指していました。
この「親」という字は「親(みずか)ら」と読みます。
この「親」という字には「みずから」という意味があって、「親展」は"みずからひろげる"、つまり手紙の宛名本人が開けてくださいという意味になります。
親だから、手紙を開けていいということではありません。
前回の問題

ここを素早く見つけるコツで~す
①「見聞録 KENBUNROKU」をブックマークしていただくことを推奨します。
② Googleなどの検索エンジンで「クイズの文章」で検索する方法3選
*クイズ文の前に見聞録と入れると見つかりやすくなることが多いです。
*クイズ文に?ありで検索して見つからなくても、?をとると見つかることがあります。
*クイズ文に?なしで検索して見つからなくても、?を付けると見つかることもあります。
(注) 当ブログを転載している海外スパムサイトにご注意ください
今月のプレゼントと応募方法