
「悲喜こもごも」本来の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう5月23日は、日付の語呂合わせで「恋文の日」です。
そんな恋文について、本人の代わりに書く「代筆」の経験があるのは「徒然草」を描いた吉田兼好です。
兼好法師は、武将の高師直から依頼されました。
「徒然草」は随筆ですが、兼好は歌人としても当時から有名で、和歌四天王とも呼ばれていました。
そんな兼好の代筆でしたが、恋はうまくいきませんでした。
何が原因だったか正確にはわからないのですが、そもそも相手が人妻だったので誰が書いてもダメだったかもしれないのと、高師直は傲慢な性格だったとされているのでそれが原因だったかもしれません。
ちなみに歌舞伎でも悪役として扱われるような人物です。
恋には喜び悲しみいろいろありますが、今日は「悲喜こもごも」という言葉はどんな意味かという問題です。
「悲喜こもごも」本来の意味は?
青 -悲しみと喜び次々に味わう
赤 -悲しむ人喜ぶ人様々
緑 -曖昧にごまかす術
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ことば検定 答え
青 -悲しみと喜び次々に味わう
<今日の緑のボケ> 「ひきこもごも」ではなく「秘技モゴモゴ」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
問題の「悲喜こもごも」は、文化庁の世論調査でもテーマになっています。
青の選択肢「悲しみと喜びを次々に味わう」を選んだ人は43.4%。
赤の選択肢「悲しむ人と喜ぶ人が様々にいる」を選んだ人は49.7%。
つまり、結果が拮抗した問題です。
「こもごも」は一体どんな意味なのか?
漢字では「交交・交々」と書き、"かわるがわる"という意味です。
人生山あり谷ありということもありますが、「悲喜こもごも」とは本来 悲しみと喜びを次々に味わうことを指す言葉です。
前回の問題

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