
落とし穴を仕掛けられた「千利休」反応は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう4月21日は、1591年に茶の湯を大成させた千利休が亡くなった日です。
亡くなったきっかけは、豊臣秀吉を怒らせて切腹を命じられたのです。
ただ、それまでの利休は秀吉から高く評価されていて、わび茶を完成することができたのも、秀吉のバックアップがあったからだとも言われています。
秀吉自身も茶の湯を愛したひとりで、天下人になってから「北野大茶湯」という大規模な茶会を企画しています。
身分を問わず、茶の湯好きなら誰でも来てくれと呼びかけたのです。
黄金の茶室に自慢の茶道具を並べ、利休ら一流の茶人と共に自らもお茶をたて客に振る舞ったと言われています。
この茶会では趣向を凝らした茶屋がいくつも並んだのですが、秀吉が一目置いたのは、鮮やかな朱色の巨大な笠の下で茶をたてた丿観(へちかん)という茶人でした。
丿観は、あるとき利休を茶会に招待したことがありました。
ただし、そこには落とし穴を仕掛けていたのです。
今日は、その茶会で千利休がとった行動は何かという問題です。
落とし穴を仕掛けられた「千利休」反応は?
青 -きれいに埋めた
赤 -あえて落ちた
緑 -オン ザ ライン
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ことば検定 答え
赤 -あえて落ちた
<今日の緑のボケ> 「せんのりきゅう」ではなく「線 乗り 球」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
千利休を招待した丿観(へちかん)は、かなり変わり者の茶人だったと言われています。
どのくらい変わっていたかというと、茶屋で女装して人を驚かせたり、床に花を飾る代わりに奥方を座らせたりしたことがあるとも言われています。
その日、利休が丿観の庵庵へ行くと、門は閉じていて客を迎える雰囲気がありません。
くぐり戸を開け、中に入ろうとしたときでした。
体がぐらっと揺れ、落とし穴に落ちてしまったのです。
落とし穴を仕掛けたのは丿観自身だったのですが、実は利休に風呂と着る物を準備していて、さっぱりしてもらってから茶を振る舞おうと考えていたというのです。
一方の利休は、実は落とし穴があることを事前に別の人から聞いて知っていたのです。
主催者である丿観の意図をくみ、あえて落とし穴に落ちたと言われています
前回の問題

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