
「グラタン」の語源は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう3月21日は、明治7年に日本で初めて運動会が開かれたとされる日です。
築地にあった海軍兵学寮、つまり海軍のエリート育成学校で開かれました。
明治の初めごろ、築地には後の青山学院や立教学院 明治学院といったキリスト教系の学校がいくつもできました。
当時の築地には、公使館や領事館が置かれ、外国人居留地があったのです。
そんな街でしたから、日本で最初の洋風のホテルも、そして洋食を出すレストランもできました。
フランスで修業したシェフが腕を振るうなど、本格的なフランス料理を楽しむことができたそうです。
フランス料理というとエスカルゴなどその数は豊富ですが、「グラタン」も実はフランス料理です。
今日は「グラタン」の名前の語源は何かという問題です。
「グラタン」の語源は?
青 -お焦げ
赤 -クリーミー
緑 -揺れで回転
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ことば検定 答え
青 -お焦げ
<今日の緑のボケ> 「グラタン」ではなく「グラッ ターン」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「グラタン」と「ドリア」の違いは?
バターライスなどご飯の上にグラタンで使うホワイトソースやチーズをかけて焼いたのが「ドリア」です。
「グラタン」はフランス生まれですが、「ドリア」は日本生まれです。
横浜のホテルで、昭和になってから生まれました。
一方「グラタン」は、1811年 ナポレオンの時代に生まれました。
一説には、ちょっとした失敗から生まれたと言われています。
この話の真偽はわかりませんが、失敗のようなことが名前の語源になっているのは確かです。
"こそぐ・はがす"という意味のゲルマン語の「gratter(グラテ)」が元になって出来たのが「グラタン」という言葉で、それは当初 鍋の底などにこびりついた焦げつき"お焦げ"を意味していました。
これが後に、表面にあえて焦げ目を付けた料理名になったのです。
こうしたことから、上流階層の一部の人たちをフランス語では「グラタン」と呼ぶこともあるそうです。
前回の問題

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