「宇宙」における宙の意味は?【ことば検定スマート】
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「宇宙」における宙の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
*解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう12月2日は、1990年に日本人で初めて秋山豊寛さんが宇宙飛行に出た日です。
このとき初めて宇宙から生放送したのですが、その最初の一言が「これ本番ですか?」でした。
予定よりも早くつながって、地球から呼びかけられて、とっさに応じた言葉でした。

そして、この放送を見て、宇宙への憧れを強くし、ついに宇宙飛行士の試験に受かった方が諏訪 理さんです。
諏訪さんが宇宙飛行士の試験にチャレンジしたのは2度目だったそうです。
社会人になってからも夢を持ち続け、ついにつかみ取ったのです。
今後はアメリカで訓練を積み、宇宙に行く任務が決まるのを待ちます。

今日はそんな宇宙にちなんで、「宇宙」の宙が意味するものの有力説は何かという問題です。

 

「宇宙」における宙の意味は?

   -星
   -時間
   -私が話すわ

 

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ことば検定 答え

   -時間

 

 

<今日の緑のボケ>
「うちゅう」ではなく「うちいう(言う)」

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「宇宙」という言葉は、紀元前の古代中国で生まれた言葉です。
例えば、紀元前2世紀の書物にはこうあります。

ー「淮南子 斉俗訓」より
往古来今これ宙といい 四方上下これ宇という

ここで「宇宙」のそれぞれの文字について説明されています。
宇宙の宇は「四方上下」これはあらゆる方向のことで、全ての空間を意味しています。
一方、宙は「往古来今」とありますが「往古」とは遠い過去のことで、「来今」とは現在と未来のことです。

つまり「往古来今」とは、過去・現在・未来ですべての時間を表すことになります。
宇宙という言葉は、空間と時間の広がりを表す言葉です。
これが転じて、地球の内外を含むすべての天体空間を「宇宙」と言うようになりました。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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