犯罪人に「更生の道」を作った人物は?【ことば検定スマート】
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犯罪人に「更生の道」を作った人物は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう10月7日は、日付を「とーなん」と読んで「盗難防止の日」です。

安土桃山時代に実在したを泥棒と言えば、石川五右衛門です。
歌舞伎の題目にもなり、庶民に大人気でした。
さらに、お風呂の名前でも知られています。

その名前の由来は、捕まって京都の三条河原で釜煎りにされたという記録が残っているからのようです。
油や水を入れた釜に人を入れてしまうという、非常に残虐な刑罰でした。
明治時代に、五右衛門を茹でた窯と紹介されたこともあります。

そして当時の刑罰は、多くが死刑か領地からの追放刑でしたが、この考え方を変えて、犯罪人に「更生の道」を作った人がいます。
今日はそれは誰かという問題です。

 

犯罪人に「更生の道」を作った人物は?

   -徳川吉宗
   -徳川光圀
   -機能性ひき肉

 

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ことば検定 答え

   -徳川吉宗

 

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

犯罪人に「更生の道」が開かれるまで、日本の刑罰の多くは「死罪」と「追放」でした。
危険な存在を排除するという意味があったのです。

追放された者は、とりあえずいったん領地からいなくなります。
ただ、その追放先では生き続けているわけですから、そこで暮らす一般の人々にとっては、罪を犯すのではないかという心配を抱えることになります。

そこで8代将軍徳川吉宗は、追放された犯罪者とそこで暮らす人の両者を思いやって、犯罪に「更生の道」を開く刑罰を作りました。
窃盗の場合、3回捕まったら死刑になりました。
初犯はムチで叩く刑で、2回目は周りの住民に警戒させる役目もある刑罰で、入れ墨をされました。
一目見ればわかるように、腕や額に入れられました。

これは「公事方御定書」という法典に入った刑罰で、吉宗の享保の改革の一環として作られました。
吉宗は若い頃から無類の法律好きで、さまざまな法を研究し作らせたそうです。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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