「ベートーベン」本人が名付けた交響曲は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう9月4日は、日付を語呂合わせで読むと音楽のジャンル「クラシック」になります。
そのクラシック音楽の作曲家で、耳不調を抱えていた有名な作曲家といえば「ベートーベン」です。
今日は「ベートーベン」について、本人が名付けた交響曲はどれかという問題です。
「ベートーベン」本人が名付けた交響曲は?
青 -運命
赤 -田園
緑 -アメリカ答える
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ことば検定 答え
赤 -田園
ことば検定 解説
きょうの解説
「ベートーベン」の曲で、年末に演奏会が行われることが多いのは「交響曲第九番」通称「第九」です。
これはベートーベンが残した最後の交響曲です。
そして「運命」は交響曲第五番で、「田園」は第六番です。
この2曲は、同時に発表されました。
指揮者泣かせだと言われているのが「運命」です。
最初に8分休符があって、曲の冒頭の音がなく、それで出だしを合わせるのが難しいそうです。
この旋律について、かつてベートーベンが「運命はこのように扉をたたく」と言ったと解説されていました。
重苦しい旋律で納得させられてしまうのですが、実はこの解説については本当に本人が言ったのか、最近では疑問が持たれるようになっているのです。
そして「運命」というタイトルもベートーベンが命名したものではありません。
弟子のチェルニーは、冒頭の旋律についてベートーベンから「きやおじ」という「鳥の鳴き声だと聞いた」と証言しています。
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