「正々堂々」どんな教えに由来?【ことば検定スマート】
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「正々堂々」どんな教えに由来?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

もうすぐ夏の全国高校野球選手権大会が始まります。
今年は106回大会です。

そんな高校野球の歴史の中で、1984年の甲子園での開会式はある変化が起きました。
選手宣誓の台詞が、いつもと違う独創的なものでした。
それまでは、こんな文言でした。
ー宣誓 我々選手一同はスポーツマンシップに則り、正々堂々と戦うことを誓います。

選手宣誓はこういうものだとイメージがありますが、これをうち破ったのが福井商業の坪井主将でした。
ー宣誓 我々選手一同は第66回全国高等学校野球選手権大会に臨み、若人の夢を炎と燃やし力強くたくましく、甲子園から大いなる未来へ向かって 正々堂々戦い抜くことを誓います。

最初は普通かなと思いますが、「若人の夢を炎と燃やし」と、高校生の熱い思いが伝わる言葉が用いられています。
坪井主将は、この役に選ばれたことで気持ちが高ぶり、選手宣誓は自分の気持ちを盛り込むものだと勘違いしたようです。
今年はどんな選手宣誓が飛び出すのか楽しみです。

今日はそんな選手宣誓によく使われる「正々堂々」という言葉について、元々はどんな教えに由来するかという問題です。

 

「正々堂々」どんな教えに由来?

   -正面で迎え撃つ
   -正攻法は避ける
   -教師をなだめる

 

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ことば検定 答え

   -正攻法は避ける

 

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「正々堂々」は、古代中国の兵法書が由来で、こう出てきます。
ー正々の旗を邀(むか)うること無く
堂々の陣を撃つこと勿かれ  「孫子」軍争篇から

「正々の旗」とは、整然と並んだ旗できちんと組織された軍のことです。
「堂々の陣」とは、きちんと構えている陣のことです。
そんな相手に対しては、「邀(むか)うること無く」「撃つこと勿かれ」とあります。

きちんと組織された軍は正面から迎え撃つな、意気盛んで堂々としている軍はまずは放っておく。
士気が落ちたところで攻めるべきだという教えが書かれていたのです。

ここから「正々堂々」という言葉が生まれ、軍の陣容が整って意気盛んな様子や、態度が正しく公明正大で卑怯な手段をとらないことを表わすようになったと言われています。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

本日の検定クイズ
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