「笛吹けども踊らず」諺の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう7月27日は、東京で隅田川花火大会が開かれます。
打ち上げ花火はどこから見ても、丸に見えます。
実は、これは日本で初めて出来た技術です。
また打ち上がる時「ヒュー」という音がしますが、あの音は花火への期待感を演出するために、花火玉に笛をあえてつけて演出しています。
今日は「笛」がついた言葉の中から「笛吹けども踊らず」ということわざの由来は何かという問題です。
「笛吹けども踊らず」諺の由来は?
青 -戯曲
赤 -聖書
緑 -老化レベル増す一方
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ことば検定 答え
赤 -聖書
ことば検定 解説
きょうの解説
「笛吹けども踊らず」の意味は、きちんと準備をしてお膳立てをして誘っても応じてくれる人がいないことを言います。
これは、紀元前5世紀の歴史書にこう出てきます。
ー笛を吹けば魚が勝手に上がってくるかもと考え、海で笛を吹いた男がいました。
当然、魚はとれません。
そこで、今度は網を使って魚を陸にあげました。
すると、魚がぴちぴちと踊りだしたのです。
「俺が笛を吹いた時は、出てきて踊ろうともしなかったくせに」と男は怒ってしまいました。
これは、同盟の誘いを断ったくせに、勝った途端にすり寄ってきた相手に「今更遅い」と追い返す意味で使われた寓話だとされています。
その後、この話は例え話として、聖書に使われ、ことわざとして広まりました。
広場に座って「笛を吹いたのに踊ってくれなかった」と人々に呼びかける子供たちに、今の時代に似ていると出てきます。
ここでは、子どものように自己中心的な振る舞いの例え話として出てきます。
これは新約聖書に出てくるイエスの演説です。
人々のために働いても、教えを受け入れようとしない民衆にショックを受け、語られたとする内容です。
前回の問題
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