「走れメロス」誕生のきっかけとされる実体験は?【ことば検定スマート】
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「走れメロス」誕生のきっかけとされる実体験は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

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ことば検定 問題 

 

今日6月19日は、太宰治が生まれた日です。

"メロスは激怒した"で始まる有名な作品といえば「走れメロス」です。
昭和31年から、中学校の教科書に載っています。

メロスが怒っていた理由は、王が人を信じなくなり、身内や民を次々に殺していると知ったからです。
そこで怒りに任せて王宮に向かったメロスですが、あっさり捕まって処刑されることになります。
ここでメロスは、王に妹の結婚式のため「3日待ってくれ」と頼むのです。
その3日間は、自分の友達を人質にするという条件を勝手につけて走り出したのです。

そして最後の感動のシーンは、ボロボロになりながらも必死に走って戻ってきて友の命を救い、それを見た王様はまた人を信じてみようと改心したという話です。

「走れメロス」が誕生するきっかけに、太宰治のある実体験があったのではないかと言われているのですが、それは何かという問題です。

 

「走れメロス」誕生のきっかけとされる実体験は?

   -借金をして逃亡
   -娘の結婚式に走る
   -お手元容器が果物柄

 

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ことば検定 答え

   -借金をして逃亡

 

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「走れメロス」は、"友情"がテーマの一つですが、太宰治にも作家の檀一雄という友達がいました。
2人は、一時期いつも一緒に飲み歩く仲でした。
あるとき、太宰の奥さんからお金を届けるよう頼まれた檀は、熱海にいた太宰の所へ行きました。

その後、2人はそのお金で飲み歩いて、むしろ借金を抱えてしまったというのです。
そこで、太宰は檀に「君は待っていてくれないか?」と言い、一人東京に向かいました。
檀を人質にしたのです。

メロスは、ギリギリで戻ってきて友の命を救いました。
ところが、太宰はいつまでたっても戻って来なかったのです。
しびれを切らした檀が東京に戻ると、なんと将棋をさしていたというのです。

そして太宰が言い放ったのが、このセリフです。
「待つ身が辛いかね 待たせる身が辛いかね」
そして後に、「走れメロス」を読んだ檀は、「あの熱海の一件が重要な心情の発端になっていはしないかと考えた」と、自身の著書「小説 太宰治」に書いています。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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