「片思い」を意味する貝は? 【ことば検定スマート】
スポンサーリンク

「片思い」を意味する貝は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

スポンサーリンク

ことば検定 問題 

 

今日4月23日は「シジミの日」です。
シジミは、万葉集には「四時美」と書かれていました。
夏と冬が旬で、夏の土用の頃にとれるものを土用シジミ、冬にとれるものを寒シジミと呼ぶそうです。
土用の丑の日に食べるものと言えばウナギですが、ウナギを食べる習慣ができる前から、シジミは滋養食として親しまれていました。

また、貝が入った言葉で「貝を作る」という慣用句があり、"口をへの字に曲げて泣き出す"という意味です。
泣き出す時の口つきがハマグリの形に似ているところからできたと、辞書に説明されています。

さらには、貝が入った慣用句はまだまだありますが、今日は「片思い」を意味する言葉に使われたのは次のうちどれかという問題です。

 

「片思い」を意味する貝は?

   -アワビ
   -ハマグリ
   -取り憑かれた

 

「ことば検定」の解答を速報しています
お気に入りにしていただけると嬉しいです

 

スポンサーリンク

ことば検定 答え

   -アワビ

 

 

 

 

スポンサーリンク

ことば検定  解説

きょうの解説

 

アワビは、贈り物に付ける熨斗に使われることもあります。
伸ばしたアワビを「熨斗鮑(のしあわび
)」と言い、それを略したのが熨斗です。

一方、ハマグリの方は「貝覆(かいおおい)」「貝合(かいあわせ)」という遊びに使われたのですが、トランプの神経衰弱のように並べた貝の中から対になって貝を探す遊びです。
ペアの貝でなければぴったり合わないことから、夫婦円満の象徴となりました。

アワビには対になる貝がないので、そこから「鮑(アワビ)の片思い」という言葉が生まれました。
万葉集には、自分の恋が「片思い」だと嘆くこんな歌があります。
ー伊勢の海人の 朝な夕なに潜(かづ)くといふ 鮑(あはび)の貝の片思(かたもひ)にして
こんな昔からある表現なのです。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

ここを素早く見つけるコツで~す
①「見聞録 KENBUNROKU」をブックマーク
Googleなどの検索エンジンで「クイズの文章」で検索する
    *クイズ文の前後に見聞録と入れると見つかりやすくなるかもしれません
(注) 当ブログを転載している海外スパムサイトにご注意ください

今月のプレゼントと応募方法

 

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事