「菓子折り」"折り"の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
昨日に続いて「差し入れ」の話です。
「差し入れ」といえば、お菓子も定番です。
沖縄には「三月菓子」というお菓子があり、旧暦3月3日に浜下り(はまおり)という行事があって、その定番のお菓子だそうです。
味は、沖縄のお菓子でサーターアンダーギーと材料と作り方が似ていて、小麦粉に卵・砂糖などを混ぜて油で揚げたお菓子です。
サーターアンダギーよりサクサクした食感だそうです。
そんなお菓子は贈り物にするときには「菓子折り」で渡すことが多いですが、その「菓子折り」とは何を折ることに由来するかという問題です。
「菓子折り」"折り"の由来は?
青 -熨斗
赤 -板
緑 -レンタルだけ
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ことば検定 答え
赤 -板
ことば検定 解説
きょうの解説
「熨斗」は、その昔には折りたたんだ紙の中に、干しアワビを入れていました。
昔は、魚介や肉はハレの日の食事でしたから、あえて贈り物に生臭いニオイの干しアワビをつけていたのです。
アワビを伸ばした「熨斗鮑(のしあわび)」を訳したのが「熨斗」で、伸ばすという漢字の「伸し」と語源が同じです。
「菓子折り」の「折り」は板を折ることに由来するのですが、「菓子折り」は最近では厚紙などが多いです。
ただ元々は、ヒノキなどの木が材料で、薄い板にして、それを折って箱にしていました。
そして、その箱を「折り箱」と言い「菓子折り」はお菓子を入れる折り箱のことなのです。
前回の問題
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