最初の近代的辞書「言海」正しいものは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう10月16日は、アメリカの学問・教育の父と呼ばれるノア・ウェブスターの誕生日です。
どうしてこんなふうに呼ばれるようになったかというと、アメリカで初めて辞書を作ったからです。
アメリカ建国から40年ほど経った1828年に、ウェブスターの辞書は発行されました。
そして、このウェブスターの辞書のような本格的な日本語の辞書を作ろうと、日本でも辞書作りが始まったのです。
明治維新の頃で、明治8年に編纂が始まった「言海」が最初の近代的な辞書と言われています。
今日は、この「言海」について、次のうちで正しいものはどれかという問題です。
最初の近代的辞書「言海」正しいものは?
青 -自費出版
赤 -意味を公募
緑 -ベッドに倒れこむ
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ことば検定 答え
青 -自費出版
ことば検定 解説
きょうの解説
「言海」の編さんは、たった一人で行われました。
文部省の官僚だった27歳の大槻文彦が上司の命令で始めました。
草稿が出来るまでに11年かかり、ただその先が大変だったのです。
命令した上司が転任して、いなくなってしまったのです。
後ろ盾を失って、文部省は辞書を発行する予算をつけてくれず、ズルズルと1年半放っておかれたんです。
そして、ようやくきた連絡がひどくて「自費出版ならOK」というものでした。
となると、次に始めたことが資金集めで、全部を出版できたのは、命令を受けてからなんと16年後、大槻さんが43歳の時でした。
前回の問題
□ PLO(パレスチナ解放機構)事務所の建物 もとは何の施設?
【お天気検定】
□ 日光市にあるギネス世界記録の並木道は?
【エンタメ検定】
□ 中村獅童 ショックを受けた長谷川京子の言葉は?
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