「マッスル」の語源は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう9月29日は「筋肉を考える日」です。
金曜日の29日だとこの記念日になるそうで、今年は12月にもやってきます。
筋トレに使うダンベルの語源は「音の出ないベル」という意味です。
元々は、大きな鈴を空洞に詰め物を入れ重くして使っていたようです。
そして古代ギリシャでは、半円形の石に穴を開けて持てるようにしたハルテレスという器具が、トレーニングに使われています。
陸上競技使っていたのですが、走り幅跳びで両手で持っていたそうです。
持ったまま走って踏み切ったら着地する瞬間に手から離していたようで、通常よりも距離を伸ばすことができたといいます。
どちらかというと筋肉トレーニングになりそうな気がしますが、そんな筋肉のことを英語で「マッスル」と言いますが、その語源は何かという問題です。
「マッスル」の語源は?
青 -ネズミ
赤 -パンク
緑 -軽く受け流す
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ことば検定 答え
青 -ネズミ
ことば検定 解説
きょうの解説
ダンベルが似合う日本人メジャーリーガーといえば、吉田正尚選手です。
ちなみに、彼の愛称は「マッチョマン」でオリックス時代からそう呼ばれていました。
「マッチョ(macho)」は、"男らしい""たくましい"という意味で、スペイン語から20世紀前半アメリカ英語に取り入れられたそうです。
この「マッチョ」、筋肉を意味する「マッスル(muscle)」は語源が共通していて、それはラテン語の「ムースクルス(musculus)}という単語です。
この単語は二つの言葉からできていて、後半の「クルス」は"小さい"という意味で、"小さいネズミ"という意味です。
これは、人間の筋肉の一部とネズミの見た目が似ていることに由来するそうです。
ネズミから筋肉、そして男っぽいというように意味が変化した単語ということになります。
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