「カッター」シャツの由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう8月3日は「8(は)3(さ)み」の語呂合わせで「文具はさみの日」です。
古代のハサミはローマ字のUの形をしたハサミが主流だったようです。
今でも糸切りハサミはその形をしていますよ。
はさみの他に、カッターは日本の大阪で生まれたものです。
ユーモアのある会社で、カッターは切れ味が鈍くなると刃を折る「折る刃」という特徴をそのまま社名「オルファ」にしてしまいました。
今日そのカッターではなくシャツの問題を出します。
ワイシャツのことを「カッター」シャツと呼びますが、その由来は何かという問題です。
「カッター」シャツの由来は?
青 -硬い襟
赤 -とがった襟
緑 -勝利の雄たけび
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ことば検定 答え
緑 -勝利の雄たけび
ことば検定 解説
きょうの解説
「カッターシャツ」の名付け親
今日は緑の選択肢「勝利の雄たけび」が、いつものボケではなく正解です。
「カッターシャツ」は「ワイシャツ」のことで、主に関西で使われる呼び名です。
というのも、大阪で創業したスポーツ用品メーカー「ミズノ」の創業者 水野利八さんが名付け親です。
水野さんは、硬式野球のボールを全国で統一するなど、野球の発展に寄与された方です。
「勝ったー」→「カッター」シャツ
そんな水野さんが大正7年に売り出したのが、襟のついたシャツ、いわゆる「ワイシャツ」です。
どんなネーミングで売るか悩んでいた時、大好きな野球の試合に行って、この名前を思いついたそうです。
観客が「勝った! 勝った!」と喜ぶ姿を見て、「カッターカッター」カッターシャツ、「縁起も良いし、これでいこう」と名前を決められたそうです。
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