「江戸の銭湯」正月に行われたことは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょうは1月5日。
今日もお正月のテーマについてです。
きのう4日から仕事始めという人は多いと思いますが、江戸の町人は1月2日が仕事始めだったようです。
ただその分、元日は完全休日で、掃除もしないで寝正月がスタンダードだったようです。
その一方で、湯屋 つまり銭湯は元日から営業していて、多くの人で賑わったと言われています。
当時の正月の銭湯の様子を見ると、番台には鏡餅も飾られていました。
そして、正月の銭湯ならではのあるものが置かれていました。
今日は、江戸の銭湯で正月に行われていたことは何かという問題です。
「江戸の銭湯」正月に行われたことは?
青 -客が店にご祝儀
赤 -おみくじが引けた
緑 -戦い方どうする?
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ことば検定 答え
青 -客が店にご祝儀
ことば検定 解説
きょうの解説
江戸時代 正月の銭湯
江戸の正月の銭湯を描いたものを見てみると、番台の横には茶釜が置かれていました。
正月の銭湯では、飲み物のサービスがあったのです。
特に、「大福茶」という縁起の良い飲み物がよく振る舞われていたそうです。
客がご祝儀を店にご祝儀
そして、番台の横にはうず高く積まれたものが描かれています。
それが、一つ一つにお金が包まれているご祝儀です。
お客さんは、通常の入浴料にご祝儀を足した金額を包んで、番台に置くというのが習慣だったようです。
例えば、入浴料10文(江戸時代後期 寛政6年)にご祝儀として2文足した12文を包んでいたそうです。
その分 店はお茶を出すなどサービスを充実させたというわけです。
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