「皇居ランニング」流行のきっかけに関係するのは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょうは10月11日、昨日10月10日は「スポーツの日」でした。
都内のランナーが聖地とも呼ばれるのが「皇居の周り」です。
いわゆる「皇居ランニング」ですが、あのコースは1周およそ5㎞と距離が計算しやすいことなどが、人気の理由なんだそうです。
いわゆる「皇居ランニング」ですが、あのコースは1周およそ5㎞と距離が計算しやすいことなどが、人気の理由なんだそうです。
そして、「皇居ランニング」にはある暗黙のルールがあります。
それが、走る向きが同じで反時計です。
それが、走る向きが同じで反時計です。
そういうことで、この「皇居ランニング」流行のきっかけに関係するのは、どれかという問題です。
「皇居ランニング」流行のきっかけに関係するのは?
青 -国会議員
赤 -銀座のクラブ
緑 -バンジーはイヤ!
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ことば検定 答え
赤 -銀座のクラブ
ことば検定 解説
きょうの解説
「皇居ランニング」流行のきっかけ
「皇居ランニング」の流行のきっかけは、実はアスリートではない。一般人のマラソン大会が昭和39(1964)年に行われたことでした。
昭和39年は、東京オリンピックが開催された年です。
その東京オリンピックのマラソンは、裸足の英雄・アベベ選手が史上初のオリンピック連覇を果たし、円谷幸吉選手が銅メダルを獲得するなど、大いに盛り上がりました。
その東京オリンピックのマラソンは、裸足の英雄・アベベ選手が史上初のオリンピック連覇を果たし、円谷幸吉選手が銅メダルを獲得するなど、大いに盛り上がりました。
銀座のホステスのマラソン大会
そこで、オリンピック閉会のわずか1週間後に、皇居周りで一般人の大会が行われました。
そのときの新聞記事を見ると、「ハダ寒さもものかは深夜のマラソンに張り切るホステスたち」という見出しがあります。
そのときの新聞記事を見ると、「ハダ寒さもものかは深夜のマラソンに張り切るホステスたち」という見出しがあります。
なんと走ったのは、銀座のホステスさんたちだったのです。
その記事には、銀座のクラブ、キャバレー、バーの3店が合同して催し、参加者はおよそ40人とあります。
5㎞のコースを一周したそうですから、すごいです。
その記事には、銀座のクラブ、キャバレー、バーの3店が合同して催し、参加者はおよそ40人とあります。
5㎞のコースを一周したそうですから、すごいです。
さらに、このマラソン大会の記事に刺激されたのが、皇居近くの国立国会図書館の職員たちです。
昼休みに、有志で皇居周りを走り始め、マラソンクラブを作ったそうです。
こうして走る人が増えていったんですね。
こうして走る人が増えていったんですね。
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