日本初「運動会」実際にあった種目は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょうは10月7日、週明けの10月10日(月)は「スポーツの日」ですね。
運動会を行うという小中学校もあることでしょう。
正岡子規の句にあるのが、「赤蜻蛉 運動会の日となりぬ」
正岡子規のときにも、既に運動会があったんですね。
運動会そのものは、実は日本で最初に行われたのは明治7(1874)年とされています。
そこで今日は、日本初の運動会で実際にあった種目はどれかという問題です。
日本初「運動会」実際にあった種目は?
青 -流鏑馬(やぶさめ)
赤 -豚追い競争
緑 -おみくじ何だった?
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ことば検定 答え
赤 -豚追い競争
ことば検定 解説
きょうの解説
「日本初の運動会」とは
明治7(1874)年に行われた「日本初の運動会」は海軍兵学寮、つまり海軍のエリート学校で行われました。
明治政府は、海軍はイギリス式と決めていましたから、先生もイギリスから呼びました。
「日本初の運動会」を提案したのは、イギリス人のA.L.ダグラスさん。
彼は、訓練中心の兵学寮で、イギリスではよく行われていたスポーツとレクリエーションの大会の開催を提案したそうです。
運動会の名前は「競闘遊戯」
その運動会の名前は「競闘遊戯」とされました。
少し難しい言葉で、もちろん今の徒競走のような真面目な競技もあったようですが、「遊戯」とついてますから、"遊び"でした。
となると、「豚追い競争」が正解です。
となると、「豚追い競争」が正解です。
なんと、海軍のエリート学生たちが、真剣に豚を追いかけたんですね。
しかも、その豚には油が塗られていたそうで、なかなか捕まえることができずに、滑ったり転んだりする学生たちに、観客は大いに盛り上がったそうですよ。
しかも、その豚には油が塗られていたそうで、なかなか捕まえることができずに、滑ったり転んだりする学生たちに、観客は大いに盛り上がったそうですよ。
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