「帝国ホテル」が初めてホテルに設置したものは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょう8月10日は、8(や)10(ど)の語呂合わせて「宿の日」です。
そこで、今日はホテルの話をします。
明治時代、海外の賓客をもてなすために、政財界人の働きかけで作られたホテルといえば、帝国ホテルです。
明治23(1890)年、鹿鳴館の隣に建てられた帝国ホテルは、当初 迎賓館としての役割も担っていました。
帝国ホテルの初代会長は、今度新一万円札の肖像にもなる渋沢栄一です。
そこで今日は、帝国ホテルが日本で初めてホテル内に設置したものは何かという問題です。
そこで今日は、帝国ホテルが日本で初めてホテル内に設置したものは何かという問題です。
「帝国ホテル」が初めてホテルに設置したものは?
青 -郵便局
赤 -バー
緑 -決まった時間に告白される
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ことば検定 答え
青 -郵便局
ことば検定 解説
きょうの解説
帝国ホテルが生み出した日本のホテル初のもの
帝国ホテルが生み出した日本のホテル業界初のものは、今日の正解以外にもあります。
それは、バイキング、ホテルウェディング、ショッピングアーケード、ランドリーサービスです。
食べ放題の「バイキング」の由来
この中で、最も新しいのがバイキングで、昭和33(1958)年ホテル内に初めて食べ放題レストランがオープンしました。
そのレストランの名前「インペリアル バイキング」が食べ放題の「バイキング」の由来にもなっていると言われています。
そして、ランドリーサービスは明治44年、ショッピングアーケードは大正11年、ホテルウェディングは大正12年に、これらは帝国ホテルが初めて設置したり行ったものです。
中でも、ランドリーは長旅となる海外からの宿泊客のことを考えたサービスでした。
そして、それが今日のヒントでもあります。
日本初ホテル内に郵便局を設置
当時の長期旅行者にとって、手紙や電報は故郷などへの大切な連絡手段でした。
そこで帝国ホテルは、日本で初めてホテル内に郵便局を設置したのです。
ちなみに、バーは帝国ホテルより前、幕末の1860年に開業した横浜ホテルが初めてだとされています。
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