江戸の「天下祭」で人気を競ったのは?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きょうは、江戸のお話です。
江戸っ子が大好きだったものの一つに、お祭りがあります。
江戸落語にも、祭りの話がたくさん出てるのですが、中でも幕府から支援金が出た「天下祭」と呼ばれる大きな祭りがあり、それは今も続いています。
神田明神の神田祭と、日枝神社の山王祭です。
当時は、1年ごとに交互に行われていたそうですが、その時、すでに仮装行列もあったようなんです。
そして、実はこの祭りでは、あるものがお披露目されました。
では当時、祭りで人気を競ったという、あるものとは何でしょう?
きょうの問題
江戸の「天下祭」で人気を競ったのは?
青 -和菓子の新作
赤 -町娘
緑 -文章終わりは普通マルだよ
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -町娘
【本日の 緑 のボケは?】
「天下祭(てんかまつり)」ではなく「点か?末尾(てんか?まつび)」というボケでした
きょうの解説
【江戸の「天下祭」で人気を競ったのは? 】
「天下祭」町同士が競い合った
当時の様子を描いた絵を確認してみると、山車を引いて踊りながら町を練り歩いたそうですが、踊りに混じって仮装してる人もいます。
こうした行列は、ただ楽しんでいただけではないのです。
こうした行列は、ただ楽しんでいただけではないのです。
実は、当時は町同士が名誉をかけて競い合っていたのです。
中には、歌舞伎など、いわゆるプロを雇って演出してもらうところもあったようです。
中には、歌舞伎など、いわゆるプロを雇って演出してもらうところもあったようです。
「天下祭」町娘のお披露目
そしてそんな中、親たちが借金をしてでも着飾らせたと言われているのが娘たち。
今で言えば、秋元康さんを雇って、素人の娘をプロデュースしてもらうようなことが行われていたようです。
なぜ、そんなに力を入れたかというと、この祭りで人気になると、浮世絵の題材とされて、一夜にして大スターということも、夢ではなかったようです。
それは、親も必死になってアピールしたわけです。
ということで、正解は「町娘」でした。
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