最新BOOKランキング TOP10
-2024年11月24日~30日-
毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。
今回は、ジュンク堂書店 池袋本店による【ランキング】として発表されたものです。 |
BOOKランキング1~5位
1 | 「改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学」 |
朝日新聞出版 |
前作は4年前に発売され142万部を売り上げ、大きな話題を集めたお金に関する実用書。
改訂版では、前著にある20年間で7000万円の資産を築くというコンセプトが、より補強された一冊になっています。
2 | 「GOAT」 |
小学館 |
ただ純粋に面白い小説を届けたいという思いでつくられた新たな文芸誌。
直木賞作家・西加奈子さんや、今年芥川賞の候補にもなった尾崎世界観さんなどの、愛をテーマにした短編が掲載されています。
その他にも、ジャンルを超えた豪華対談も実現した新たな文芸誌です。
3 | 「荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方」 |
集英社 |
「ジョジョの奇妙な冒険」をはじめ、数多くの人気作を生み出してきた荒木飛呂彦さんが、漫画家として試行錯誤しながら培ってきた漫画の描き方をくわしく解説した新書の第2弾。
今作では、悪役の重要性について書かれています。
その一つが、主人公と悪役はどちらも前向きに生きているという共通点があること。
主人公が善に向かって登りつめていくように、悪役も悪としてどんどん成長させていくんだそうです。
互いに成長していくキャラクターが激突するからこそ、漫画はおもしろくなるといいます。
4 | 「すべての、白いものたちの」 |
河出書房新社 |
今年のノーベル文学賞を受賞した韓国の作家ハン・ガンさんの一冊。
5 | 「漫才過剰考察」 |
辰巳出版 |
発売3日で重版決定!
さんによる話題の漫才分析本。
BOOKランキング6~10位
第6位以下のランキングは以下の通りでした。
6 | 「論理的思考とは何か」 | 渡邉雅子 | 岩波書店 |
7 | 「後藤真希 写真集 flos」 | 講談社 | |
8 | 「ここにひとつの□がある」 | 梨 | 角川ホラー文庫 |
9 | 「現代民俗学入門」 | 島村恭則 | 創元社 |
10 | 「ネット怪談の民俗学」 | 廣田龍平 | 早川書房 |
注目の一冊
民俗学とは、普段私たちが何気なく行っているルーティンや、とりあえずやってみるおまじないといった身近なことを研究する学問なんだそうです。
例えば、これからお正月を迎えるにあたり楽しみなお年玉について。
実はこれ、昔からお正月になると年神様という神様が家にやってくるという考えが由縁。
やってきた年神様が一年経って古くなった魂を新しい魂に交換してくれるんだそうです。
お年玉のタマは魂のタマだったんだそうです。
他にも、ハンコに息を吹きかける理由など、身近な風習の秘密を分かりやすく解説してくれています。
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