
「スタイル」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう8月19日は、1883年にフランスのデザイナー ガブリエル・シャネルが生まれた日です。
最初の店で売ったのは、洋服でもカバンでもなく帽子でした。
1910年にパリにオープンさせた店はすぐに話題となり、2年後に2店目を出しました。
有名な競馬のレースの名前になっているドーヴィルという町で、競馬場やカジノがあり、富裕層の別荘が並ぶリゾートです。
さらに、その3年後の1915年には、3つめの店をスペインに近い海辺のリゾート・ビアリッツに出しました。
1915年といえば、第一次世界大戦でヨーロッパは戦乱の最中でした。
ビアリッツは、中立国のスペインに近かったので戦禍を逃れ、オペラが上演されるなど社交界の雰囲気が残っていました。
そこでシャネルは上流階級をターゲットに、オートクチュール 高級注文服の店を出しました。
シャネルの洋服は、それまではタブーとされていた黒のドレスやパンツスタイルなど、女性のスタイルにさまざまな革新をもたらしました。
そこで今日は「スタイル」という言葉の由来は何かという問題です。
「スタイル」の由来は?
青 -衣装
赤 -筆記具
緑 -風呂場の床滑る
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ことば検定 答え
赤 -筆記具
<今日の緑のボケ> 「スタイル」ではなく「スー、タイル」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「style(スタイル)」という言葉は、日本語だと「スタイルがいい」など容姿や服装を表す言葉として定着しています。
ただ、幕末に編纂(へんさん)された日本初の英和辞書には "文体"などと訳され、文学関係に使われる言葉だったのです。
そして、英語での使われ方も元々は"文体"を指していて、徐々に他の"流儀・様式"などの意味で使われるようになりました。
ポイントは、語源となったラテン語「stilus」です。
これは古代ローマで使われたある道具を指します。
まだ紙や鉛筆が無かった頃は、粘土板などに尖ったものでひっかくようにして書いていました。
英語の「style(スタイル)」には、今でも由来となった「尖筆(せんぴつ)」という意味が残っています。
前回の問題
□ ソ連が打ち上げ成功した世界初の人工衛星は?
【お天気検定】
□ 「スパリゾートハワイアンズ」日本一のモノは?
【エンタメ検定】
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