
「ピーターパン法」何に関する法律?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう6月19日は、1937年イギリスの作家ジェームズ・バリーが亡くなった日です。
代表作は、ネバーランドで永遠の子どもと冒険するお話「ピーターパン」です。
永遠に12歳のピーターパンが少女のウェンディと空を飛んでネバーランドへ行く冒険物語です。
1904年にロンドンで初めて劇として上演されると、たちまち人気作品になったのですが、あるときロンドン市の救急隊から要請があり、こんなセリフを加えることにしたそうです。
「人間は妖精の粉を振りかけなくては空を飛べない」
このセリフを加えたのは窓から飛ぼうとした人が出てきて、救急隊が要請される事態が多数あったそうです。
そんな「ピーターパン」にまつわる「ピーターパン法」と呼ばれる決まりがイギリスにはあります。
それは何に関するものかという問題です。
「ピーターパン法」何に関する法律?
青 -著作権
赤 -里親制度
緑 -夜はアヒルの卵?
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ことば検定 答え
青 -著作権
<今日の緑のボケ> 「ピーターパンほう」ではなく「ピータンばん(晩)どう?」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「ピーターパン」の作者ジェームズ・バリーには子どもがいなかったのですが、近くに住むある家の兄弟との交流で作品のインスピレーションを得たそうです。
当時 すでに有名な作家でしたが、子どもにとっては耳や眉を自由に動かすことができるおかしな小柄なおじさんだったそうです。
その後、兄弟たちの両親は幼い子どもを残して相次いで亡くなってしまったのですが、バリーは残された子どもに金銭的にも精神的にも父親のように支援したそうです。
そんなバリーは69歳の時、ロンドンの小児病院にピーターパンの著作権を寄付として譲っています。
ピーターパンの劇などが演じられると、病院が著作権料としてお金を受け取ることができるようになったのです。
ただ、この寄付の形はバリーの死後50年経つと、著作権が切れて効力が失われてしまいます。
こうなってしまうと病院への支援も終わってしまうということで、イギリス政府は動きました。
ピーターパンに関する使用料は、著作権が消滅しても小児病院が請求できると、著作権に関する法律を変えてしまったのです。
前回の問題

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