「悪運が強い」本来の意味は?【ことば検定スマート】
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「悪運が強い」本来の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
*解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう5月1日は、日付の語呂合わせで「語彙の日」です。

「好事魔多し」という言葉を区切って読むとしたら「好事/魔/多し」です。
ただ、文化庁の調査では「好事魔/多し」と区切って読む人がなんと65%を超えるほど多かったようです。
「好事」が良いことですから、良いことには邪魔が入りやすいという意味です。

同じ調査で間違えた人がもっと多かった言葉が「綺羅星のごとく」です。
「綺羅星のごとく」と区切らずに読んで間違る人が多かったのですが、「綺羅/星のごとく」と1か所区切って読みます。
「綺羅」というのは美しい衣服のことで、美しく着飾った人や立派な人物がずらりと並んだ様子を星に例えたものです。

では「悪運が強い」という表現の本来の意味は何かというのが今日の問題です。

 

「悪運が強い」本来の意味は?

   -悪事後も報い受けず
   -悪い状況から助かる
   -また?水路で会合

 

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ことば検定 答え

   -悪事後も報い受けず

 

 

<今日の緑のボケ>
「あくうんがつよい」ではなく「飽く運河集い」

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「悪運が強い」は文化庁の調査でも聞かれています。
「悪い行いをしたのに報いを受けずにいる様子」と「悪い状況になってもうまく助かる様子」で、全ての年代で「悪い状況になってもうまく助かる様子」を選んだ人が多かったのです。

江戸川乱歩は、復讐に燃える男を主人公とした小説「白髪鬼」で、敵を討とうとする相手のことをこう書いています。
「二月ばかり見ぬ間に、男ぶりも一段と立ちまさって、どこやらユッタリと落ちつきが出来ている。悪運強く、わしの財産と、美人瑠璃子を我物として、すっかり満足し切っている証拠だ。」

ここでは、主人公が敵を討とうとする悪い人の運が強い、悪い人が幸運だと言っています。
悪運には運が悪いという意味もありますが、「悪運が強い」という時の悪運は、悪いことをしてもその報いがなく栄えるという意味です。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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