「油を絞る」の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう1月9日は、1968年にサウジアラビア・クウェート・リビアによってアラブ石油輸出国機構が設立された日です。
生活に不可欠な石油ですが、あと50年でなくなると言われています。
ただし、これは可採年数と呼ばれるもので、今ある技術で今と同じようなペースで採掘し消費したときの数字です。
ただ、新たな産油地が発見されるのか新たな採掘技術が生まれると、枯渇するまでの時間は伸びるということは十分考えられます。
実際に1970年代には、あと30年で石油がなくなると言われていましたが、今 枯渇していないです。
今日はそんな石油の油にちなんで「油を絞る」の意味で正しいものはどれかという問題です。
「油を絞る」の意味は?
青 -知恵を絞る
赤 -苦労し利益得る
緑 -好きなアイドル危険
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ことば検定 答え
赤 -苦労し利益得る
<今日の緑のボケ> 「あぶらをしぼる」ではなく「あぶな 推しドル」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
母親から「油を絞られる」というと、こっぴどく叱られるという意味です。
ただ、こういう意味を持ったのは明治時代からで、「油を絞る」自体はそれよりも前から別の意味で使われていました。
油は菜種・ごま・大豆など、基本的には植物から取ります。
今はいりごまなどを入れてハンドルを回すと、中に強い圧力がかけられて油が出てくる道具「搾油機」があり、この機械を使えば自家製の油が作れます。
また、ボタンを押すだけで自動で出てくる「電動搾油機」もあるそうです。
これは現代版の道具ですが、昔は「搾木(しめき)」という道具で油を絞っていました。
この作業はかなりきついもので、「油を絞る」という言葉はこの様子から生まれた言葉で、無理やりにあるいは骨身を削るような苦労を重ねて収益や財産を手に入れるという意味があります。
前回の問題
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