最新BOOK文芸書ランキング TOP10
-2024年10月7日~13日-
毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。
今回は、三省堂書店 東京ソラマチ店による【文芸書ランキング】として発表されたものです。 |
BOOKランキング1~5位
1 | 「ごはんが楽しみ」 |
文藝春秋 |
イラストレーターで漫画家の井田千秋さん初のコミックエッセイ。
1日の始まりを美味しく彩るお手製サンドや、思い出のお菓子作りの記憶、テーブルいっぱいに具材を用意したプレートパーティーのことなど、生活の中のおいしい瞬間を描いた一冊です。
2 | 「口に関するアンケート」 |
ポプラ社 |
人気ホラー作家・背筋さんの一冊。
3 | 「小鳥とリムジン」 |
ポプラ社 |
デビュー作「食堂かたつむり」では、食べることを通して生きることを描き、本屋大賞にもノミネートされた「ライオンのおやつ」では、死に向き合うことで生きる意味を問いかけた著者の小川さん。
最新作では、愛することは生きることをテーマに、心に深い傷を負った女性がお弁当屋さんを営む男性と出会うことで、自らの人生を取り戻す姿が描かれています。
4 | 「生殖記」 |
小学館 |
朝井リョウさん3年ぶりの長編小説。
朝井さんが「自分の中にあるルールを全て撤廃して書きました」と語る今作は、前代未聞の語り手が物語のカギに。
その正体が明らかになったとき、今までにない衝撃を受けると、発売直後から話題沸騰の一冊です。
5 | 「あさ酒」 |
祥伝社 |
「ランチ酒」で知られる原田ひ香さんの新シリーズ。
主人公は、恋人から一方的に婚約破棄され、コロナ禍で仕事も失ってしまった恵麻。
失意の恵麻に手を差し伸べたのは、様々な事情を抱える人に寄り添い、共に夜を過ごす見守り屋の祥子だった。
誘われるがままに見守りを手伝うことになった恵麻。
そんな彼女のご褒美は、夜勤明けのご飯と一杯のあさ酒。
ボリュームたっぷりのモーニングと黒ビール。
焼き鮭定食と日本酒など。
癒やしの一杯が、明日への希望をつなぐ物語です。
BOOKランキング6~10位
第6位以下のランキングは以下の通りでした。
6 | 「NHK趣味どきっ!歩く歩くまんぽ旅 街の魅力を再発見」 | NHK出版 | |
7 | 「さくらのまち」 | 実業之日本社 | |
8 | 「穢れた聖地巡礼について」 | 背筋 | KADOKAWA |
9 | 「成瀬は信じた道をいく」 | 宮島未奈 | 新潮社 |
10 | 「愛しさに気づかぬうちに」 | 川口俊和 | サンマーク出版 |
注目の一冊
「愛しさに気づかぬうちに」川口俊和
世界で累計500万部を超える感動の物語。
過去へ戻ることが出来る不思議な喫茶店での奇跡を描いた「コーヒーが冷めないうちに」シリーズ第6弾。
今作も、さまざまな後悔を胸に生きてきた人たちが喫茶店を訪問。
育ての親のことを一度も「お母さん」と呼べなかった娘や、バレンタインにチョコレートをくれた同級生に自分の思いを伝えられなかった男性など、そばにいたのにすれ違ってしまった人たちの再出発を描く感動作です。
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