ミレーの「落穂拾い」なぜ拾っているのか?【ことば検定スマート】
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ミレーの「落穂拾い」なぜ拾っているのか?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう10月4日は、画家のジャン=フランソワ・ミレーが生まれた日です。
有名な作品としては、「落穂拾い」や「晩鐘」があります。

「晩鐘」は、奥にある教会の鐘が鳴って、一日の農作業を終え、祈りを捧げている場面が描かれています。
1860年に、ミレーは1000フラン 日本円だと100万円台ぐらいでこの絵を売ったのですが、29年後のオークションではフランス政府とアメリカ美術協会がプライドをかけて競い合った結果、553倍になったそうです。

今日はそんなミレーのもう一つの代表作「落穂拾い」はなぜ拾っているのかという問題です。

 

ミレーの「落穂拾い」なぜ拾っているのか?

   -生活費のため
   -次の耕作のため
   -家求むby姫

 

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お気に入りにしていただけると嬉しいです

 

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ことば検定 答え

   -生活費のため

 

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「落穂拾い」を描いた頃、ミレーはパリ郊外の農村に住んでいて、農作業をよくスケッチしていたそうです。
この「落穂拾い」もスケッチから構想されたものでしたが、当時これを見て、ただの風景画だと思った人は少なかったようです。
描かれた麦の収穫はこの時 豊作でした。
ただ、女性の足元にはほとんど麦が残っていません。

なぜ、そんなところで腰をかがめて拾っているのか?
これこそが、ただの風景画ではない理由です。
「穀物を収穫するときは、畑の隅まで刈り尽くしてはならない」という教えが旧約聖書にあります。
あえて少し残しておいて、生活が苦しい人が拾えるようにするものだという教えです。
この絵をよく見ると、馬に乗って収穫を監視しているような男性もいます。
破れた服を着て、落ちた麦を拾い、生活の足しにするしかない貧しい女性との階級の差を描き出したのがこの絵です。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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