「星新一」作家デビュー前にしていたことは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょうも作家の「星新一」がテーマです。
SF作家としてデビューしたきっかけは、彼が「日本空飛ぶ円盤研究会」という団体の会員になったことにあると言われています。
大真面目にUFOを研究する集まりで、観測会の写真には三島由紀夫も確認できます。
三島は、自宅の屋上から「UFOらしきものを見た」とエッセーに書いたり、UFOに強い関心を持っていたようです。
新聞でその後、「空飛ぶ円盤研究会」を知った星は入会して、会員らと一緒にSF同人誌を製作していました。
その同人誌に載せるために書いた作品が商業誌に転載され、作家デビューしたのです。
この作家デビューは、31歳のときでした。
こうして作家デビューする前、「星新一」は実は別の仕事をしていたのですが、それは何かというのが今日の問題です。
「星新一」作家デビュー前にしていたことは?
青 -記者
赤 -社長
緑 -日本好きキャッチャー
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ことば検定 答え
赤 -社長
ことば検定 解説
きょうの解説
星新一は、東京大学農学部を卒業されたあと、東大の大学院にも進んで発酵の研究をしていました。
しかし、途中で大学院を突然中退してしまったのです。
理由は、父親の急死でした。
星新一の父親は、星製薬という会社の創業者で、その父親が亡くなってしまったために、長男である星新一が大学院を中退して、後を継ぐことになり、星新一は、星製薬の社長を務めていました。
こういう社長経験がある作家はそんなに多くないと思いますが、経営手腕はというと、実は継いだ時点で既に大きな負債を抱えていて、経営はうまくいかなかったようです。
そして、結果的には社長を退き、会社を手放してしまいました。
星新一がSFに傾倒していくのは、この経営の失敗の後だったようです。
もしかしたら、厳しい現実に嫌気がさした反動で、空想的な世界にのめり込んでいたのかもしれませんね。
前回の問題
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