「アントワネット」決定に関係したのは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
今日3月12日は、日付の語呂合わせで「スイーツの日」です。
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」はマリー・アントワネットの言葉と言われていますが、実は彼女の言葉ではありません。
フランスの思想家ジャンジャック・ルソーが、ある高貴な姫君の言葉して書いたもので、書いた当時 アントワネットはまだフランスに嫁いでいませんでした。
なぜ、彼女の言葉として世間に広まったのかというと、アントワネットには浪費家・傲慢といったイメージが持たれていて、貧しい民衆に反感を持たれたのが理由の一つだと見られています。
というわけで、今日は次のうち、アントワネットが決定に関係したのはどれかという問題です。
「アントワネット」決定に関係したのは?
青 -ハンカチは正方形
赤 -舞踏会はヒール靴
緑 -赤毛はずっとSNS
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ことば検定 答え
青 -ハンカチは正方形
ことば検定 解説
きょうの解説
フランスの宮廷には厳格なマナーがあって、例えば貴婦人が手に持つ扇子は、王妃の扇子が開いていたら、王妃より目立ってはいけないという理由で、他の者は閉じなくてはならないという決まりもありました。
また、靴の色にもルールがあって、赤い色は特別な人しか履けませんでした。
当時、貴重だった赤い染料を使った靴は、ルイ14世のお気に入りで、宮廷貴族にしか赤い靴の着用を認めていませんでした。
そして、誰よりも目立つように暗黙のルールがあったのです。
ルイ14世より高いヒールは駄目だったのです。
アントワネットの夫はルイ16世ですから、つまりアントワネットが王妃になる前から、靴はヒールの高いものが着用されていました。
そして、ハンカチは正方形というルールが、アントワネットが夫に進言したもので、1785年に決まりました。
彼女は、繊細なレースと刺繍のハンカチを数多く持っていました。
ルールを作るほど、ハンカチに対する強いこだわりがあったようです。
前回の問題
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