「花に関係」するものは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょう4月24日は、日本の植物学の父 牧野富太郎博士が生まれた日です。
牧野富太郎博士の植物採集中の写真を見ると、正装されています。
シャツに蝶ネクタイと植物採集のときはいつも正装をされていたそうです。
その理由は「恋人である植物に会うのだから」と話されていて、植物への尊敬の念を正装で表していたそうです。
また、牧野博士が使っていたハンコもちょっと変わっていて、「巻きの(=牧野)」とユーモアのあるものでした。
博士とゆかりのある土地には、植物園や公園ができ、今 特に花が綺麗な季節になっています。
そういう訳で、今日は次のうち、「花に関係」するものはどれかという問題です。
「花に関係」するものは?
青 -みりん
赤 -かたくり粉
緑 -すべすべに感動
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ことば検定 答え
赤 -かたくり粉
ことば検定 解説
きょうの解説
「みりん」
「みりん」は、戦国時代は調味料ではなく、甘く珍しい酒として飲んでいたそうです。
そして「みりん」は日本発という説のほか、中国から蜜が滴るように甘い酒「蜜林(ミイリン)」という酒が伝来したという説もあります。
ただ、いずれにしても、花とは無関係です。
「かたくり粉」
一方「かたくり粉」ですが、現在市販されている「かたくり粉」の多くは、ジャガイモから作られています。
なぜ「かたくり粉」というと、カタクリの球根から取れるでんぷんで、元々「かたくり粉」は作られていました。
では、なぜ今はジャガイモで作っているかというと、カタクリから作られるでんぷんはとても少なかったため、江戸時代末期には数が激減してしまったのです。
そこで、代わりに使われたのがジャガイモなのです。
ただ、名前の方は既に「かたくり粉」が定着していたので、変わらなかったのです。
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